人生観が変わると言われるインド。何度も行きたい人、二度と行きたくない人、感じ方は人それぞれですが、同じ国でこんなにも感じ方が異なる国は珍しいのではないでしょうか。私自身も初めてインドを訪問した時は、首都に牛がいて大変驚きました。インドは広いので、北インドと南インドに分けて旅行すると良いと言われています。
1.定番の北インド( デリ―⇒アグラ⇒バラナシ )
タージ・マハルやガンジス川など、定番の観光地をバランスよく短期間で回ることができるルート。初めてインドに行く人や時間があまり取れない人に大変おススメなルートとなっています。
2.南インド(ムンバイ中心)
北インドに比べると人が穏やかでのんびりしていて、旅行しやすいと言われる南インド。ビーチでのんびりしたい人にもおススメです。
10年前は定番の北インド(デリ―⇒アグラ⇒バラナシ)を訪問したので、今度は南インドのムンバイを拠点に旅を始めます。ワンワールド世界一周航空券で行くインド。ムンバイを拠点にすると、世界遺産のエローラとアジャンターの遺跡がハイライト!インド国内線も利用して、5日間~1週間の日程で、ムンバイとアウランガーバードを含めたルートを組むことが可能です。

ムンバイ観光

世界一周航空券の旅程は、https://kaz-travel.com/world-round-ticket/oneworld-2019/を参照。
インド国内線の追加航空券を購入。
5/1(水) デリー⇒ムンバイ
デリー到着後、追加航空券で移動。
19:00 発 デリー (インディラガンジー国際空港) AI624 エアインディア
21:15 着 ムンバイ (チャトラパティ・シヴァジー国際空港 )
5/2(木)ムンバイ
ムンバイはインドの西海岸に位置する、人口が非常に多い都市で、インド最大の都市の一つです。以前はボンベイと呼ばれていました。金融センターとして知られており、インド経済において重要な役割を果たしています。
ムンバイ市内フォート地区


気温は38度。あまりのんびりしている時間もないので、ムンバイ市内フォート地区の インド門と向かいにある タージマハル・ホテルを見学。インド門近くの船着き場からは、日帰りで行ける世界遺産エレファンタ島へのボートを利用して、片道1時間程度で到着。
エレファンタ島


エレファンタ島はムンバイ東部に浮かぶ小さな島です。島にはヒンドゥー教の石窟寺院であるエレファンタ石窟群があります。この石窟群にある大きなシヴァ神の顔の彫刻は、大迫力で見応え抜群です。2時間くらいの滞在時間で観光出来ます。
15:30 発 ムンバイ (チャトラパティ・シヴァジー国際空港 ) AI442 エアインディア
16:45 着 アウランガバード (オーランガバード)
アジャンタ&エローラ石窟群
アジャンタ石窟群とエローラ石窟群は、インドのデカン高原、マハーラーシュトラ州に位置する、古代インドの石窟寺院群です。どちらもユネスコの世界遺産に登録されており、インドの仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の芸術と建築の傑作として知られています。
5/3(金)世界遺産!アジャンタ 石窟群
アウランガバード (オーランガバード) のバスターミナルから2時間半。121ルピー(約188円)交通費は激安です。
8:30出発、帰り14:30出発
インドで最高の仏教壁画が残るアジャンタ石窟。 断崖を550mにわたって断続的にくりぬいて築かれた大小30の石窟で構成される古代の仏教石窟寺院群です。ヒンドゥー教が絶大な力をもつインドで仏教遺跡はめずらしい!
概要: アジャンタ石窟群は、紀元前2世紀から紀元後7世紀にかけて、仏教の僧侶によって彫り続けられた30以上の石窟寺院の集まりです。仏教の石窟としてはインドで最も古い部類に入ります。
特徴:
- 仏教寺院: 全ての石窟が仏教に捧げられています。
- 壁画と彫刻: 特に有名なのは、仏陀の生涯やジャータカ物語(仏陀の前世の物語)を描いた色鮮やかな壁画です。これらはインド古代美術の最高峰の一つとされています。また、精巧な彫刻も多く見られます。
- 二つの時期: 初期(紀元前2世紀〜紀元2世紀頃)は上座部仏教(ヒナヤーナ仏教)様式で、ストゥーパを崇拝する素朴な「チャイティヤ(仏塔堂)」や「ヴィハーラ(僧院)」が中心でした。後期(紀元5世紀〜7世紀頃)は大乗仏教(マハーヤーナ仏教)様式で、より装飾的で複雑な彫刻や壁画が特徴です。
5/4(土) 世界遺産! エローラ 石窟群
エローラ石窟群。古代三大宗教「仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教」の石窟寺院が集まる世界で唯一の場所となる。アジャンタ 石窟群とエローラ 石窟群の間はローカルバスはないので、タクシーチャーター等で頑張れば一日でも見て回れます。バス40分 33ルピー(約51円)
17:20 発 アウランガバード (オーランガバード) AI442 便 エアインディア
19:10 着 デリー (インディラガンジー国際空港)
概要: エローラ石窟群は、紀元6世紀から10世紀にかけて造られた34の石窟寺院群で、アジャンタ石窟群の南西約100kmに位置します。
特徴:
- 三つの宗教の共存: 仏教(1〜12窟)、ヒンドゥー教(13〜29窟)、ジャイナ教(30〜34窟)の三つの異なる宗教の石窟が隣接して存在しているのが最大の特徴です。これは、当時のインドにおける宗教的寛容性を示しています。
- カイラーサナータ寺院: ヒンドゥー教石窟群の中でも、特に16窟の**カイラーサナータ寺院(Kailasa Temple)**は圧巻です。一枚岩の巨大な岩山を上から掘り下げて造られた、多層構造の独立した寺院であり、その壮大さと精巧な彫刻は世界的に有名です。
- 多様な建築様式: 各宗教の教義や信仰を反映した、それぞれの宗教の建築様式や彫刻が豊富に見られます。



デリー
デリーの観光について、紹介します。
5/5(日)デリー
ニューデリー駅は相変わらず夜でも人が多くてカオス。早速、牛の落とし物を踏んでしまう...10年ぶりのデリーだが、地下鉄が出来ていて、空港からの移動も便利になっている。
そんな中で10年間全くと言っていいほど、変わっていないのがメインバザール。このエリアは世界中からバックパッカーや旅行者が集まる安宿・お店も多いエリアです。混沌としたインドを感じられる場所の1つ。良い意味で変わってなくて良かった。


まとめ
ムンバイの主な特徴:
- 経済の中心地: インドの経済、商業、エンターテイメントの中心地です。
- ボリウッド: インド映画産業の中心地であり、「ボリウッド」という愛称で親しまれています。
- 歴史的建造物: イギリス統治時代の建築物が多く残っており、インド門などが有名です。
- 観光地: エレファンタ島、プリンス・オブ・ウェールズ博物館など、多くの観光スポットがあります。
- 多様な文化: 様々な文化が混ざり合った、活気あふれる都市です。
- 人口: 約1300万人が住む、インドで2番目に人口が多い都市です。
ムンバイは、近代的な高層ビルと歴史的な建造物が混在する、魅力的な都市です。
インド入国にはビザが必要です。ビザの取得方法について確認しておきましょう。




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