インド渡航に必須!ビザの種類と申請方法を完全解説

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目次

はじめに:インドビザの基礎知識

インドに入国する外国人には、原則としてビザ(査証)の取得が義務付けられています。ビザは、インド政府があなたの入国目的や滞在期間を承認する公式な許可証です。

ビザの種類は多岐にわたりますが、日本からインドへ渡航する方が主に利用するのは以下の3種類です。

  • e-Visa(電子ビザ): オンラインで申請が完結する最も一般的なビザ
  • 通常ビザ(レギュラービザ): 大使館や領事館で申請する従来のビザ
  • アライバルビザ: 特定の条件で空港到着時に取得できるビザ

この記事では、これら3つのビザを中心に、それぞれの特徴や申請方法、注意点などを詳しく解説していきます。

【比較表】インドビザ主要3種類の概要

まずは、インドビザの主要3種類を比較表で見てみましょう。あなたの渡航目的や計画に合わせて、最適なビザを選ぶ参考にしてください。

項目e-Visa (電子ビザ)通常ビザ (レギュラービザ)アライバルビザ
主な目的観光、短期ビジネス、短期医療、会議、伝統医療観光、ビジネス、就労、留学、医療、研究、ジャーナリストなど全般短期観光、短期ビジネス、短期医療
申請方法オンラインのみ在日インド大使館/領事館で申請(郵送・代理申請可)インド到着時の空港で申請
有効期間30日~5年(ビザの種類による)滞在目的による(数ヶ月~数年)30日間(最大2回まで利用可)
滞在日数30日~179日(ビザの種類による)滞在目的による(通常90日または180日が多い)30日間
入国場所e-Visa指定の28の空港、5つの海港インド国内の全ての国際空港・国境検問所デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバード、コーチの主要7空港
費用目安10~80米ドル+手数料(ビザの種類・国籍による)1,000円~14,000円程度(ビザの種類・国籍による)2,000ルピー(約3,000円)
取得期間通常24~72時間(土日祝除く)5営業日~数週間(ビザの種類や混雑状況による)到着時の審査次第
特徴手軽に取得可能。パスポート原本提出不要。入国地が限定。幅広い目的に対応。複雑な目的に適する。原本提出が必要。緊急時向け。利用条件が厳しく、事前準備が必要。

インドビザの種類と申請方法

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インドビザ

インド滞在目的に応じて、インドビザは通常のビザ(Regular Visa)、オンラインビザ(e-Visa)、到着時ビザ(Visa on Arrival)の3種類に分かれます。それぞれのビザの目的や申請方法について解説しています。

通常のビザ(Regular Visa)

申請にはパスポート、証明写真、オンライン申請書、委任状などの書類が必要です。
ビザ申請には最短で7営業日を要しますが、ナショナリティや居住歴などによっては10~13営業日かかる場合もあります。余裕を持って申請を行うことが望ましいです。

通常のビザは滞在期間が3カ月から5年まで取得できるビザで、在日インド大使館や総領事館で申請が行われます。
通常のビザには観光ビザ、商用ビザ、就労ビザなど、渡航目的に応じたカテゴリが存在します。

通常ビザの主な種類

  • 観光ビザ(Tourist Visa): 6ヶ月~10年など、期間の選択肢が広い。
  • ビジネスビザ(Business Visa): 就労以外のビジネス活動。
  • 就労ビザ(Employment Visa): インドで就労する場合。
  • 学生ビザ(Student Visa): インドの学校や大学に留学する場合。
  • 医療ビザ(Medical Visa): 医療目的。
  • 研究ビザ(Research Visa): 研究目的。
  • その他、ジャーナリストビザ、会議ビザなど多種多様。

通常ビザの申請方法(ステップバイステップ)

通常ビザの申請も、まずはオンラインでフォーム入力を行います。その後、必要書類を準備し、大使館または領事館へ提出します。

【重要】大使館・領事館の公式情報も必ず確認しましょう。
・在日インド大使館:https://www.indembassy-tokyo.gov.in/

  1. オンライン申請フォームの入力
    • インド政府のビザオンライン申請サイトでフォームを入力し、印刷します。
    • e-Visaと同様に、入力内容は慎重に確認しましょう。
  2. 必要書類の準備
    • パスポート原本: 有効期限が申請日から6ヶ月以上あり、かつ査証欄の空白ページが2ページ以上あること。
    • 証明写真: 5cm×5cmのカラー写真2枚。背景白、正面向き。
    • 申請書: オンラインで入力・印刷したもの。
    • パスポートのコピー: 顔写真のページ。
    • 航空券(Eチケット)のコピー
    • その他、ビザの種類に応じた補足書類:
      • ビジネスビザ: インドの受け入れ企業からの招待状、日本の所属企業からの推薦状など。
      • 就労ビザ: インドでの雇用契約書、日本の最終学歴証明書、履歴書など。
      • 学生ビザ: インドの学校からの入学許可証、最終学歴証明書など。
    • これらの書類は大使館・領事館のウェブサイトで最新の情報を確認し、漏れなく準備しましょう。
  3. 大使館・領事館への提出
    • 必要書類一式を、在日インド大使館(東京)または大阪/名古屋の総領事館に提出します。
    • 直接窓口で申請することもできますが、混雑を避けるため郵送申請や代理申請が可能な場合もあります。事前に確認しましょう。
  4. ビザの受け取り
    • 申請が承認されると、ビザが貼付されたパスポートが返却されます。
    • 取得にかかる期間は、ビザの種類や混雑状況によって大きく異なり、通常5営業日~数週間かかることがあります。

オンラインビザ(e-Visa)

e-Visaはインド内務省ホームページから申請が行われ、短期滞在目的の場合に利用されるビザです。
インド入国の4日前から120日前までの間に申請する必要があります。

e-Visaの概要

・申請方法:オンラインで申請し、指定したインドの空港で発行されます。
・有効期限:入国から最長179日の滞在が可能で、最大5年間有効です。
・料金:日本国籍の場合、25ドル+1ドル(PayPalまたはクレジットカード決済)です。
・発行:申請後72時間以内に発行されます。

インド政府はオンラインビザ取得システムe-Visaを導入し、申請者はオンラインで承認を受けた後、到着時にビザの認可・押印を取得することができます。 e-Visaは日本を含む166の国と地域の国籍の外国人が申請が可能です。
ただし、外交・公用パスポートおよび国連旅券を持つ人には適用されません。

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オンライン申請方法については、以下のページを参照ください。
【24年版】インドのe-VISA(ビザ)のオンライン申請方法と注意点を徹底説明

e-Visa(電子ビザ):オンラインで簡単申請!

e-Visaは、観光、短期ビジネス、短期医療、会議、伝統医療といった特定の目的でインドを訪れる旅行者にとって、最も手軽で一般的なビザです。完全にオンラインで申請が完結するため、大使館や領事館へ出向く必要がありません。

e-Visaの種類と有効期間・滞在可能日数

e-Visaには、主に以下の種類があります。申請時に目的と期間を選択します。

  • e-Tourist Visa (観光e-Visa)
    • 30日有効・1回または2回入国: 発行日から30日間有効。1回入国または2回入国が可能。ピークシーズン(7月~8月、12月~1月)に申請すると、有効期間が指定される場合があります。
    • 1年有効・複数回入国: 発行日から1年間有効。複数回入国が可能。1回の滞在は最長180日間。
    • 5年有効・複数回入国: 発行日から5年間有効。複数回入国が可能。1回の滞在は最長180日間。
  • e-Business Visa (ビジネスe-Visa): 発行日から1年間有効、複数回入国可、1回の滞在最長180日間。
  • e-Medical Visa (医療e-Visa): 発行日から60日間有効、3回入国可、短期治療目的。
  • e-Conference Visa (会議e-Visa): 会議の開催期間中有効、1回入国可。
  • e-Medical Attendant Visa (医療付添人e-Visa): 医療e-Visa保持者の付添人向け。

e-Visaの申請方法(ステップバイステップ)

e-Visaの申請は、インド政府のe-Visaポータルサイトから行います。

【重要】必ず公式ウェブサイトを利用しましょう。
https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

  1. 必要書類の準備
    • パスポート: 有効期限が申請日から6ヶ月以上あり、かつ査証欄の空白ページが2ページ以上あること。
    • 顔写真のデータ: 最近6ヶ月以内に撮影された、背景が白のカラー写真。正面向き、目を開けていること。ファイル形式はJPEG、サイズは10KB~1MB。
    • パスポートの顔写真ページのデータ: ファイル形式はPDF、サイズは10KB~300KB。
    • クレジットカードまたはデビットカード: 申請料金の支払い用。
    • 航空券(Eチケット)やホテルの予約確認書(任意): 提出を求められる場合があります。
  2. オンライン申請フォームの入力
    • 公式ポータルサイトで「Apply Here」から申請を開始します。
    • パスポート情報、個人情報、旅行日程、インドでの滞在先情報などを正確に入力します。
    • 注意点: 入力ミスはビザ拒否につながるため、パスポート通りに正確に入力しましょう。特に名前のスペル、パスポート番号、発行日、有効期限は慎重に確認してください。
  3. 顔写真とパスポートのアップロード
    • 準備した顔写真データとパスポートの顔写真ページデータをアップロードします。
    • ファイルの形式とサイズが指定通りであることを必ず確認してください。
  4. 申請料金の支払い
    • オンラインでクレジットカードまたはデビットカードを使って支払います。
    • 料金はビザの種類や国籍によって異なります。支払いが完了すると、申請ID(Application ID)が発行されます。必ず控えておきましょう。
  5. 承認メールの受信(ETA)
    • 申請が承認されると、通常24~72時間(土日祝を除く)以内に、「Electronic Travel Authorization (ETA)」と書かれたメールが届きます。
    • このETAを印刷し、インド入国時に提示する必要があります。

e-Visaでの入国時の注意点

  • e-Visaの承認メール(ETA)を必ず印刷して持参してください。
  • 入国はe-Visa指定の28の空港(デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードなど主要空港を含む)または5つの海港に限られます。
  • 入国審査時、生体認証(指紋採取など)が行われます。
  • e-Visaはオンラインでの事前承認であり、最終的な入国許可はインドの入国審査官が行います。

入国場所

入国可能な場所や出国可能な場所は、以下の通り限定されています。

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