コロンビアの世界遺産一覧【2023年最新版】

2024年2月25日

コロンビアの世界遺産一覧【2023年最新版】

管理人
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コロンビアの世界遺産一覧【2023年最新版】です。世界遺産の概要とコロンビアのどの地域に遺産があるのか、登録された世界遺産の概要について紹介します。コロンビアに存在する世界遺産の歴史的な背景を知り、旅をすることであなたの旅がより充実するでしょう。旅行の計画に役立つことを切に願っています。


cocora-valley
ココラ渓谷
No. 登録名 登録年 所在地 登録基準 備考
1 カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群 1984年 ボリーバル県

(4), (6)

 
2 ロス・カティオス国立公園 1994年 チョコ県 (9), (10) 自然遺産
3 サンタ・クルス・デ・モンポスの歴史地区 1995年 ボリーバル県 (4), (5)  
4 ティエラデントロの国立遺跡公園 1995年

カウカ県

(3)  
5 サン・アグスティン遺跡公園 1995年 ウイラ県 (3)  
6 マルペロ動植物保護区 2006年 バジェ・デル・カウカ県 (7), (9) 自然遺産
7 コロンビアのコーヒー産地の文化的景観 2011年 カルダス県
キンディオ県
リサラルダ県
バジェ・デル・カウカ県
(5), (6) 文化的景観
8 アンデスの道路網カパック・ニャン 2014年 ナリーニョ県 (2), (3), (4), (6) アルゼンチン、ボリビア、チリ、エクアドル、ペルーと共有
9 チリビケテ国立公園 2018年 グアビアーレ県 (3), (9), (10) 複合遺産
           

以下、コロンビアの北から南に向かって順番にご紹介いたします。

ボリーバル県の世界遺産

ボリーバル県は、コロンビアの北部に位置する県で、カリブ海に面しています。県都はカルタヘナと呼ばれる歴史的で美しい都市です。

1.カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群
 ・カルタヘナの港:かつてはスペイン植民地時代におけるアメリカ大陸との交易の要所であり、豊かな財宝が積み込まれる場所として知られていました。

 ・要塞(カルタヘナの要塞):カルタヘナには植民地時代に築かれた要塞が多く残っています。これらの要塞は、都市を海賊や外部の脅威から守るために築かれました。
 ・歴史的建造物群:スペイン植民地時代の影響を受けたカリブ海のカラフルな建築様式が特徴です。トロンボン通りやサン・ドミンゴ広場(Plaza de San Diego)など、歴史的な建造物が点在しています。

2.サンタ・クルス・デ・モンポスの歴史地区
カリブ海沿岸の港町であるカルタヘナが豊かな港として栄えた一方で、サンタ・クルス・デ・モンポスは内陸部に位置し、河川交通が栄えました。サンタ・バルバラ教会は、スペイン植民地時代に建てられたもので、その美しい外観とバロック様式の内部で知られています。

チョコ県の世界遺産

チョコ県は、カリブ海に面し、太平洋にも近い位置にあります。この地域は豊かな自然環境と多様な生態系を有しており、アマゾン盆地から南北アメリカ大陸を繋ぐ生態回廊の一部でもあります。

1.ロス・カティオス国立公園
 ロス・カティオス国立公園は、コロンビアとパナマにまたがる国立公園で、両国の国境地帯に位置しています。公園内には多くの哺乳動物、鳥類、爬虫類、両生類などが生息しています。ジャガーやオセロットなどの大型哺乳動物や、多くの種の鳥類が観察できます。

 

カルダス県、キンディオ県、リサラルダ県の世界遺産

世界最高のコーヒーとされるコロンビア・コーヒーの生育・生産で知られています。主要な場所としては、カルダス県、キンディオ県、リサラルダ県の3つの地域です。マニサレス、アルメニア、ペレイラが主な観光地となっている。

1.コロンビアのコーヒー産地の文化的景観
 気候やアンデス山脈の熱帯雨林にあたる地理等の地質的条件により、比較的短期間の生育期間での高品質なコーヒーの生産を可能にしている。この地域の農家は栽培、収穫、加工、焙煎の技術を発展させています。

バジェ・デル・カウカ県の世界遺産

バジェ・デル・カウカ県は、コロンビアの西部に位置する県で、カウカ川谷地域を中心に広がっています。

1.マルペロ動植物保護区
 コロンビア本土から西へ約500kmの距離に位置するマルペロ島は、周辺の海域を含めた広大な海洋公園になっていて、東部熱帯太平洋でも最大の禁猟区です。大型捕食魚である、シュモクザメやクロトガリザメ、ジンベエザメなどが多く見られます。

カウカ県の世界遺産

カウカ県は、 コロンビア南西部の県で西は太平洋に面しています。 県都は ポパヤンです。

1.ティエラデントロの国立遺跡公園
 コロンビア南西部、アンデス山脈に位置するティエラデントロには、7〜10世紀に先住民族によって建造された円形の巨大な地下墓室が有名です。その中でも最大の大きさを誇るセゴビアの円形墓地は、直径12mにも及び、天井や壁には幾何学模様や動物、人間のモチーフが確認できます。

ウイラ県の世界遺産

ウイラ県は、コロンビア南西部の県で、県都はネイバです。

1.サン・アグスティン遺跡公園
 サン・アグスティン遺跡公園には、紀元前1世紀から7世紀にかけての先コロンビア文明に関連する文化的な遺跡が広がっています。遺跡には、祭壇、石造りの彫像、墓地、神殿などが含まれており、これらは当時の宗教的な信仰や儀式と関連しています。

ナリーニョ県の世界遺産

ナリーニョ県は、コロンビアの南西部に位置する県です。県都はパストと呼ばれる都市です。ナリーニョ県は美しい景観と自然の豊かさで知られており、アンデス山脈に位置しています。

1.アンデスの道路網カパック・ニャン
 カパック・ニャンは、インカ帝国が整備した道路網で、アンデス山脈を縦断しています。カパック・ニャンは北はコロンビアから南はチリまで、南米6カ国を縦につないでいます。

グアビアーレ県の世界遺産

グアビアーレ県は、南中部地方にある県で、県都はサンホセ・デル・グアビアーレです。

1.チリビケテ国立公園
 チリビケテ国立公園は、アマゾン川流域の北西に位置していて、ジャングルの中にテプイ(テーブルマウンテン)が続く景観が続きます。テプイの麓には紀元前約2万年前から7万5000を超える岩絵が見られます。

まとめ

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コロンビア国旗

コロンビアにある世界遺産一覧【2023年最新版】をご紹介しました。コロンビアのどの地域に遺産があるのか、登録された世界遺産の歴史的な背景・概要を知り、旅をすることであなたの旅がより充実することを切に願っています。今まであまり旅行に行ったことが無いという方、気になる世界遺産はあったでしょうか?

旅行することで様々な経験が出来て、人生が豊かになることでしょう。思い立ったら、興味の沸く場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

世界遺産に興味を持たれた方は、世界遺産検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
世界遺産検定公式HP

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