【海外旅行のトラブル体験談】飛行機の遅延や欠航への対処法

はじめに

管理人
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こんにちは、当ブログの管理人です。当ブログはアフィリエイト広告を利用しております。それではごゆっくりとご覧ください。

世界60カ国を個人で旅してきて、遭遇したトラブルは数多くあります。海外旅行で発生するトラブル体験談とその解決策について、完全にやらかした体験やヒヤリとした体験などについて、筆者の実体験をご紹介します。今回は飛行機の遅延や欠航、乗り遅れ、乗り間違いの体験談について解説いたします。

乗り遅れ&欠航&乗り間違い(2002年3月:アメリカ)

乗り遅れの経緯

2002年3月にアメリカ横断(サンフランシスコ~ニューヨーク)の旅をしていました。当時は2001年9月11日のアメリカテロが発生し、約半年が経過していました。

ラスベガスからワシントンD.C行きのフライトのため、午前9時の出発に合わせて、7時半にラスベガス空港に到着しました。十分に間に合う時間でしたが、なんと空港の外は長蛇の列が出来てました。

テロの警戒のため、空港ビルに入るためのセキュリティ検査待ちの長蛇の列だったのです。一向に進まない列に並び、係員にフライト時間が迫っている旨を伝えましたが、列で待つように指示されました。

刻一刻と迫る出発時間・・・空港に入れたのは、出発の15分前でした(汗)

チェックインカウンターに到着し、eチケットを提出したところ、予約の便はチェックインを締め切ったため、便の変更をする羽目に(泣)幸い予約変更に追加料金は発生しませんでしたが、3時間後に出発する便に変更ができてホッとしました。

欠航

さらに不運(幸運)は続きます。変更した便の搭乗をゲートで待っていた時、アナウンスがあり周りの人たちがざわめきます。その後、拍手している人もいました。

何が起こっているのか??アナウンスをきちんと理解できず、周りの人に確認したところ、パイロットの妻に子供が生まれたたため、当便は欠航になったとのこと。おめでたいことではありますが、自分にとっては踏んだり蹴ったりです・・・

再び便を変更することに、ラスベガスからワシントンD.Cへの直行便は、当日は満席で18時発のフィラデルフィア経由でワシントンD.Cに行く便に変更ができました。

いろいろなことが、1日で発生して精神的に疲れましたが、予定は変更にはなりますが、当日中に目的地であるワシントンD.Cに到着予定で、胸をなでおろしました。

乗り間違い

朝から空港の搭乗エリアでひたすら待機していました。搭乗ゲートの側で待ち続け、ようやく搭乗の時間になりました。搭乗する際に、違和感を感じました。それは、フィラデルフィアに行くには、あまりに小型の航空機だったからです。

でも搭乗ゲートでチケットを確認されて、搭乗しているし大丈夫だよね!と思いながら自分の座席を探しましたが、5Cの座席はなく、5A、5B、5Dという感じの座席配置でした。

頭の中が真っ白で、客室乗務員に確認したところ、フィラデルフィア行きではなく別の目的に行く便に搭乗したことがわかりました。(そんなことある?)って感じでしたが、必死に搭乗した航空機から降りました。

なんということでしょう!!搭乗する便は悪天候による遅延のため、ゲート変更がされていました。

トラブルへの対処法(乗り遅れ&欠航&乗り間違い)

管理人
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トラブルへの対処法をご紹介します。
対処法

・出発直前にも現地の空港の情報を調べておくことをお勧めします。

・海外における国内線に乗る際は、日本の感覚以上に、何が起こるかわかりませんので、時間に余裕を持った行動をお勧めします。

・欠航や遅延も起こっても柔軟にスケジュール変更できるようにセカンドプランを準備しておくことをお勧めします。私は絶対に外せない観光地や食事と、不測の事態が発生したら諦めても良い観光地を色分けしています。

・空港内のアナウンス(自分の乗る便)やフライト情報のモニターなどを定期的に確認しておくことをお勧めします。遅延などが原因でゲート変更することは良くあることです。

中国で出国エリアを逆走(2012年7月:ヨーロッパでレンタカーの旅)

トラブルの経緯

ヨーロッパから中国経由で日本に帰国した際に発生したトラブルです。フランスからのロシアでのトランジットを経て、中国経由で帰国する予定でした。

管理人
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目的地へ向かう途中の乗り継ぎ地に24時間以上滞在することを「ストップオーバー」といいます。 これを使えば目的地以外の都市の乗り継ぎ地で24時間以上滞在でき、旅の楽しみが増えます。
寄港地の滞在時間が24時間以内だとトランジット、それを超えるとストップオーバーと呼ばれます。

出発地のフランスでは、乗り継ぎ時間が長く中国から日本行きのチケット発券は2日以上先だから?とかの理由で、ロシアまでのチケット、ロシアから中国までのチケットしか発券してもらえず、ロシアに向かいました。

ロシアでは、トランジットが15時間あったため、モスクワを観光して再び空港に向かいました。

再び空港に到着し、中国行きのチケットは発券済みなので、中国から日本へのチケットを発券することなく中国行きの便に乗りました。この時は、中国のトランジットエリアで日本行きのチケットの発券をしてもらえばよいかなと考えていました。

中国に到着し、トランジットエリアに行きましたが、トランジットカウンターには誰も人がいません(泣)

空港職員に確認したところ、なんと出国審査場を逆走し、制限エリアから出た後で、航空会社のチェックインカウンターまで連行されて、中国から日本行きのチケットを発券してもらいました。

中国で出国キャンセル
中国で出国キャンセル

なぜ、このような事態になったのか、質問しましたが意味が理解できず未だに謎です。

昔のことですし、今はオンラインチェックイン等も手段もあるので、今後は発生しないと思います。

トラブルへの対処法(トランジット)

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トラブルへの対処法をご紹介します。
対処法

・トランジットやストップオーバーの場合は、最終目的地までのフライト全てについて、オンラインチェックインをしておくことをお勧めします。

・オンラインチェックインが出来ない、または空港のチェックインカウンターで実施したい場合は、チェックインに関する制約事項に該当しない場合は、最終目的地までの全てのフライトのチェックインを実施しておくことをお勧めします。

エジプトで飛行機への乗り遅れ(2014年9月:LCCメイン旅)

トラブルの経緯

朝8時30分発のエジプト国内線だったので、一時間前にルクソール空港に到着しました。


が・・・乗る予定の便は、7時30分発に出発時刻が変更になってました(驚)

見事に乗り遅れました!

空港職員からは、メールで出発時刻変更の連絡したと言ってましたが、自宅メールなのでチェック出来ず、なすすべなし!

違う便に変更してもらうように頼みましたが、空港では出来ないので、ルクソール市内の予約オフィスまで行くことに、トホホ(;´д`)

13時の便は満席だから19時の便に変更してもらいましたが、やることないので空港に行ったところ、
追加料金払ってビジネスクラスにアップグレードすることで、13時の便に乗れました。

思いもよらないところで、たった一時間のフライトでビジネスクラス初体験です。

飛行機も小型機なので、ビジネスクラスを満喫した感じではなく、中途半端なビジネスクラス体験でした。

トラブルへの対処法(乗り遅れ)

管理人
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トラブルへの対処法をご紹介します。
対処法

・旅行期間中も、航空会社からのメールは常に受信できるようにスマホ等のメールアドレスを指定しておくことをお勧めします。

・フライトの前日には、翌日のフライト情報を確認しておくことをお勧めします。

中国で大雨による機内で待機(2014年9月:ヨーロッパ)

トラブルの経緯

ヨーロッパの旅からの帰り道でのこと、中国でトランジットして、日本への帰国便に乗り込みました。天候は強風と大雨でなかなか出発せず。

出発しないからといって、欠航でもなく天候が回復するのを待っているとのこと。

出発していないのに、機内食のサービスが始まり、地上で初めて機内食を食べました。そんなこともあるんですね・・・

結局、1時間くらい待機して出発し、帰国しました。

トラブルへの対処法(自然現象など)

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トラブルへの対処法をご紹介します。
対処法

・自然現象には、抗えませんので対処法はありません。天候の回復を祈りましょう。

飛行機の遅延(2015年6月:ミャンマー)

トラブルの経緯

エアアジアのバンコク行きが、2時間遅延し、同日乗り継ぎで到着するはずのヤンゴンに行けなくなりました(😭

徹夜で成田空港に来たのに残念です。

エアアジアでバンコクのホテルを手配してくれると言っていたし、成田空港で利用可能な1000円食事券をもらいました。この場合は、エアアジア便による成田‐バンコクが遅延したことで、乗り継ぎ便のバンコク‐ヤンゴン(1日1往復)に乗れないため、航空会社が補償してくれることになりました。

LCCは他社便に振替してくれないので、仕方ないです。ヤンゴンの宿は現地についてから決める予定だったので、個人的な影響は小さい遅延でした。

予定を変更して、今日の夜は、10年振りのバンコク(カオサンやパッポン)を満喫することにします。
ヤンゴンの宿も予約してないし、明日の朝8時にヤンゴンに到着出来るので、実害はほとんどなしです。

と思っていたのですが、バンコクに到着すると空港係員が待ち構えており、ミャンマーのヤンゴン行きの便に乗れました。私を含めて3人が乗り継ぎで、全員が預け入れ荷物はなく、手荷物のみだったからなのか、空港係員と空港内を猛ダッシュしました。

出発時刻が15分遅れて、無事にヤンゴンに向けて離陸しました。

トラブルへの対処法(航空会社の責任による遅延)

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トラブルへの対処法をご紹介します。遅延や欠航に関しては、海外旅行保険(航空機遅延補償)への加入を検討してください。

海外旅行保険の航空機遅延補償は、搭乗予定の飛行機が遅延、欠航などになり、その後一定時間内※に代替便が用意されなかったことで発生した費用などを補償してくれるものです。
※保険商品によって異なりますが、”6時間”である場合が多いです。

対処法

・航空会社の責任による遅延(保険会社によって異なりますが、6時間である場合が多い)に関しては、航空会社で補償されますが、台風・雷・降雪などの天候不順、滑走路上のトラブルによる制限や閉鎖などは補償がされないことが多いです。

・上記に備えるためには、海外旅行保険(航空機遅延補償)への加入をお勧めします。

トランジットでヒヤリハット!乗り遅れ(2019年12月)

トラブルの経緯

アメリカ経由でチリに行った時のことです。アメリカではトランジットだけでも、必ず入国審査の列に並ぶ必要があり、ESTAの取得も必要です。

そのため、拠点となるハブ空港など多くの国と路線を開設しており、入国審査やセキュリティチェックエリアが大混雑します。

乗り継ぎ便の時間もあるので、乗り遅れのリスクが大きいと思います。

トラブルへの対処法(トランジット)

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トラブルへの対処法をご紹介します。
対処法

・アメリカなどトランジットするだけでも入国審査が必要な国は、トランジットの時間的な余裕をもって、航空券を購入することをお勧めします。

・到着遅延などもの可能性もありますし、乗り継ぎ便の出発時間もあるので、自分でコントロールすることは難しいですが、できれば入国して一泊するなどスケジュールに余裕のある旅行日程としたいところですね。

航空機の機内でのトラブル

トラブルと言うほど、大袈裟なものではないですが、プチトラブルをご紹介します。

エコノミークラス3人席の真ん中で(2001年7月)

アメリカ経由でカナダのトロントに行った時のこと、事前の座席指定をしていなかったため、席についてびっくり、ガタイが良い屈強な人たちに囲まれて、ひじ掛けを両方ともに利用できず窮屈な空の旅となりました

両隣の方々が悪いわけではないですが、10時間の空の旅が苦行となりました。

酷い下痢で機内のトイレを占有(2009年:インド・ネパール)

インド・ネパールを旅した時のこと、インドではお腹は壊しませんでしたが、帰国の前日にネパールのカトマンズで食べた、外国人向けレストランのサラダ(多分、野菜を洗った際の水?)が原因で、食事後の1時間でトイレとお友達になりました。

水を飲む⇒トイレとお友達という感じで、食べ物、飲み物が受け付けない状況に・・・

幸い帰国便は空席が多かったので、機内後方のトイレをほぼ占有していました。

帰国後、点滴を打って回復です。

トラブルへの対処法(航空機の機内)

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トラブルへの対処法をご紹介します。
対処法

・航空券を購入後は、事前に座席を指定しておきましょう。特に一人旅で長距離フライトの真ん中席はかなりの苦行です。

・現地では極力、日が通った食事を取るように心掛けましょう。海外でお腹を壊すと、日本の市販薬では効かないことが多く、現地の薬局にある薬を購入する方が良いと思います。

まとめ

海外旅行で発生するトラブルの1つである、飛行機の遅延や欠航、乗り遅れ、乗り間違いの体験談について解説しました。過去の体験も多く、現在では発生しないトラブルもあると思いますが、トラブルが発生してアタフタしないように、トラブル事例と対処法について確認ください。

あなたの旅が安心・安全であることを心より願っています。

トラブルに備えるためにも、海外旅行保険への加入も検討してください。

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