香港へ旅行や出張で行く方、香港でトランジットする方は、電子タバコと加熱式タバコ(アイコスなど)の扱いに注意が必要です。香港では2022年4月30日から、これらの輸入が禁止されました。さらに2026年4月30日からは、公共の場での所持も違法になっています。
「ちょっとポケットに入っていただけ」でも、処罰の対象になりえます。この記事では、禁止されているもの、罰則、トランジットの扱い、うっかり持ち込まないための対策を整理しました(2026年10月時点の情報です)。
【先に結論】
・電子タバコ・加熱式タバコ(アイコスなど)・ハーブたばこは、香港への持ち込み(輸入)が2022年4月30日から禁止です。旅行者の個人用も例外ではありません
・2026年4月30日から、公共の場で所持するだけでも違法です。観光客も除外されません
・香港に入境しないトランジットは、輸入禁止の対象外とされています
・罰則は、輸入が最大200万香港ドルの罰金と禁錮7年、公共の場での所持が定額罰金3,000香港ドル(大量の場合は最大5万香港ドルと禁錮6か月)です
香港で禁止されているもの:電子タバコ・アイコス・ハーブたばこ

香港が禁止しているのは「代替喫煙製品」です。具体的には次のものが含まれます。
- 電子タバコ(ベイプ。ニコチンを含まない製品も対象とされています)
- 加熱式タバコ(アイコス、グロー、プルーム・テックなど)
- ハーブたばこ
- それらのカートリッジ、リキッド、加熱用のスティックなど
紙巻きたばこは別のルールです。この記事で扱うのは、電子タバコ・加熱式タバコ・ハーブたばこです。
2022年4月30日から:持ち込み(輸入)が禁止

香港では2022年4月30日から、代替喫煙製品の輸入、製造、販売、流通、宣伝が禁止されています。郵送や宅配だけでなく、旅行者が荷物やポケットに入れて入境することも輸入にあたります。個人で使う分だという理由では免除されません。
- 罰則: 違反すると、最大200万香港ドルの罰金と禁錮7年が科される可能性があります。
- 摘発は実際にあります: 大量に持ち込んだ旅行者が禁錮刑となった例も報じられています。
- 医療目的の例外: 例外の有無は、公式情報で確認できませんでした。必要な場合は、渡航前に香港衛生署(TACO)へ問い合わせてください。
2026年4月30日から:公共の場での所持も違法に

2026年4月30日から、公共の場で代替喫煙製品を所持すること自体が違法になりました。使っていなくても、持ち歩いているだけで対象です。使用中、または起動した状態で持っている場合は、所持しているものとみなされます(香港政府の発表)。
- 少量の場合: 5個以下のカートリッジ、5ml以下のリキッド、100本以下の加熱式スティックやハーブたばこなどで、商業目的でなければ、定額罰金3,000香港ドルです。
- それを超える量: 裁判所での手続きになり、最大5万香港ドルの罰金と禁錮6か月です(現地の報道による)。
- 観光客も対象: 衛生署は旅行者を除外しない方針と報じられています。施行直後から、猶予期間なしで取り締まりが始まったとされています。
- 対象は「物質」: 条例が対象とするのは、カートリッジ、リキッド、スティックなどです。デバイス本体だけの扱いは報道によって説明が分かれるため、持ち込まないのが安全です。
取り締まりを担当するのは、衛生署のTACOです。最新の運用は香港衛生署の控煙酒辦公室(TACO)で確認してください。
アイコスはトランジットでも大丈夫? 空港経由の注意点

よく検索されているのが「香港 アイコス トランジット」です。考え方は次のとおりです。
- 入境しない乗り継ぎ: 香港の入国審査を受けず、制限区域内で乗り継ぐだけなら、輸入禁止の対象外とされています。
- 入境する場合: 香港で一度入境する、または制限区域の外に出ると、持ち込みとみなされるおそれがあります。ストップオーバーや、荷物を受け取り直す乗り継ぎは特に注意してください。
- 空港内で使わない: 空港や機内は禁煙です。電子タバコや加熱式タバコも、制限区域でも使わないでください。
- 迷ったら持たない: トランジットでも運用の細部は変わることがあります。香港を経由する旅行では、置いていくのがいちばん確実です。
うっかり持ち込まないためのチェック
- 出発前に、バッグ、上着のポケット、充電用のポーチを確認する。
- 不安なものは、入境前に処分する。空港に廃棄用のボックスが置かれていると報じられています。
なぜ香港は厳しく規制するのか

香港政府は、若い世代への広がりを抑え、健康を守ることを理由に挙げています。2022年に輸入・販売を禁止し、2026年には公共の場での所持も禁止しました。今後も、喫煙に関する規制は厳しくなる流れです。
まとめ
香港では、電子タバコ・加熱式タバコ・ハーブたばこの輸入が禁止されており、2026年4月30日からは公共の場での所持も違法です。旅行者も例外ではありません。出発前に荷物を確認し、香港には持っていかないようにしましょう。最新の運用は、香港衛生署の控煙酒辦公室(TACO)で確認してください。
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よくある質問

アイコス(加熱式タバコ)は香港に持ち込めますか?
持ち込めません。香港が輸入を禁止しているのは、電子タバコだけでなく、加熱式タバコ(アイコスなど)とハーブたばこも含みます。旅行者の個人用も対象で、最大200万香港ドルの罰金と禁錮7年の可能性があります。
ニコチンを含まない電子タバコでも禁止ですか?
対象とされています。ニコチンを含まない電子タバコも、代替喫煙製品として規制されています。
香港でトランジットするとき、アイコスを持っていても大丈夫ですか?
香港に入境せず、制限区域内で乗り継ぐだけなら、輸入禁止の対象外とされています。ただし、入境する場合や制限区域の外に出る場合は持ち込みになるおそれがあります。空港内や機内では使えません。不安なら持たないのが確実です。
公共の場での所持禁止は、いつからですか? 罰則は?
2026年4月30日からです。少量なら定額罰金3,000香港ドルで、大量の場合は最大5万香港ドルの罰金と禁錮6か月です。観光客も除外されないと報じられています。
うっかり持ってきてしまったら、どうすればいいですか?
入境前に処分するのが安全です。空港に廃棄用のボックスが置かれていると報じられています。入境後に見つかった場合の扱いは当局の判断になるため、事前に荷物を確認してください。
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