スカイチーム(SkyTeam)の世界一周航空券は、ワンワールドやスターアライアンスに比べて「自由度が高い」一方で、2026年現在はルールの適用が非常に厳格化されています。
特に、2025年にANA(スターアライアンス)が固定の世界一周特典を廃止した影響もあり、スカイチームの「距離制(マイル制)運賃」に注目が集まっています。本記事では、2026年最新のスカイチーム世界一周航空券(有償・マイル双方)のルールを徹底解説します。
2026年、なぜスカイチームの世界一周が「買い」なのか?
2026年現在、世界一周航空券の勢力図が大きく変わりました。 最大の変化は、「パッケージ型の利便性」と「マイル制の柔軟性」の両立です。スカイチームの世界一周運賃は、訪問する大陸の数ではなく、「総移動距離」で料金が決まるため、特定のエリアを濃密に回りたい旅行者にとって最強の選択肢となっています。
スカイチームの強み:他アライアンスにない独自路線
- アフリカ・欧州への圧倒的な網羅性: エールフランス、KLM、ケニア航空を組み合わせることで、サハラ以南のアフリカ諸国へのアクセスが他より容易。
- アジア〜中南米のユニークな接続: メキシコ航空(アエロメヒコ)による中南米ネットワーク。
スカイチーム世界一周航空券(有償)の基本ルール
「Go Round the World」と呼ばれるこの航空券を使いこなすための、2026年最新ルールを整理します。
総フライト距離による4段階の運賃設定
スカイチームは全行程の「マイル数」で価格が決まります。
- Level 1: 最大 26,000マイル
- Level 2: 最大 29,000マイル
- Level 3: 最大 34,000マイル
- Level 4: 最大 38,000マイル ※2026年現在は燃油サーチャージが別切りのため、総額を抑えるには Level 1 または 2 の範囲内で「効率的な直行便」を選ぶのがコツです。
ストップオーバー(滞在)の制限
- 最低: 2回以上
- 最大: 15回(区間数も最大15フライトまで) 他アライアンスが最大16区間であるのに対し、スカイチームは「最大15区間」と1つ少ない点に注意してください。
方向と海を越えるルール
- 一方向性: 東回り、または西回りの一方向に進む(大陸間移動での逆走禁止)。
- 2つの海を渡る: 太平洋と大西洋をそれぞれ1回ずつ渡る必要があります。
【2026年版】スカイチーム・プランナーの「エラー」回避術
公式サイトのシミュレーター(Round the World Planner)は非常に便利ですが、エラーが出て発券できないケースが多発しています。主な原因は以下の通りです。
同一都市の経由制限
同じ都市を「経由」できるのは最大3回まで、「滞在」できるのは1回までというルールがあります。ハブ空港(仁川、パリ、アムステルダム、アトランタ)を何度も通るルートを組むと、15区間の制限より先にこのルールに引っかかり、エラーになります。
サーフェス(地上移動)の罠
「ロンドンから列車でパリへ行き、パリから飛ぶ」といった地上移動区間も、スカイチームでは「1ストップオーバー」としてカウントされます。さらに、地上移動区間のマイル数も総距離に合算されるため、「マイル節約のために地上移動」をしても、総距離制限の緩和にはならない点に注意してください。
マイルで世界一周!「デルタ vs 大韓 vs 仏蘭」最強はどこか?
スカイチームの主要3社は、それぞれ「貯めやすさ」と「使い勝手」が異なります。あなたの旅のスタイルに合うのはどこか比較しましょう。
デルタ航空(スカイマイル):燃油代回避の王者
デルタはパッケージとしての「世界一周特典」は廃止されましたが、「有効期限なし」と「燃油代実質0円」を活かした個別予約に最強です。
- メリット: 有効期限がなく、数年かけてじっくり貯められる。
- デメリット: 直前の必要マイル数が変動制で極めて高くなることがある。
大韓航空(スカイパス):ビジネスクラスの安定感
2026年現在も、スカイチーム提携社特典として固定マイル制の「世界一周(Round the World Award)」を維持しています。
- 必要マイル: エコノミー14万 / ビジネス22万(全旅程で一律)
- メリット: 仁川を拠点としたアジア発着ルートの枠が取りやすく、ビジネスのコスパが良い。
- デメリット: 2026年の燃油高騰により、サーチャージの現金負担が他より重め。
エールフランス・KLM(フライング・ブルー):自由度と「プロモ」の達人
エールフランス(仏)とKLM(蘭)の共通マイル。世界一周パッケージはありませんが、「プロモ特典」と「ストップオーバー」の柔軟性が群を抜いています。
- メリット:
- 無料ストップオーバー: 2026年の新ルールでも、片道予約の経由地(パリやアムステルダム)で数日間の無料滞在が可能。
- プロモ特典(Promo Rewards): 毎月発表される対象路線で必要マイルが25〜50%オフになる。これを使えば欧州〜北米を「1万マイル台」で移動できることも。
- デメリット: マイルの有効期限が(2年に1度の利用がないと)切れるため、短期集中で貯めて使う必要がある。
2026年の戦略的結論:
- 「現金支出を最小限にしたい」なら、デルタ航空で個別発券。
- 「豪華なビジネスクラスで王道を一周したい」なら、大韓航空の固定パッケージ。
- 「欧州の都市を細かく、かつ安く回りたい」なら、エールフランスのプロモ特典を組み合わせるのが正解です。
【実例】2026年最新モデルルート:26,000マイルの芸術
最小のLevel 1(26,000マイル以内)に収め、コストパフォーマンスを最大化したビジネスクラス・ルートの例です。
- 成田 → ソウル(大韓航空)
- ソウル → パリ(エールフランス)※長距離ビジネスを満喫
- パリ → カサブランカ(ロイヤル・エア・モロッコ/コードシェア活用)
- カサブランカ → ニューヨーク(デルタ航空/提携)
- ニューヨーク → メキシコシティ(アエロメヒコ)
- メキシコシティ → 成田(アエロメヒコ)※太平洋一気越え
2026年のコツ: 2026年からITAエアウェイズがスカイチームを脱退(スターアライアンスへ移籍)したため、イタリア国内を組み込む際は注意が必要です。代わりにスカンジナビア航空(SAS)が加わったことで、北欧経由のルートが非常に組みやすくなりました。
まとめ:2026年にスカイチームで世界へ飛び立つあなたへ
スカイチームの世界一周航空券は、他社がルールを簡略化・廃止する中で、「距離に応じて適正な価格で旅をさせてくれる」最後の良心的なプログラムです。
- 「最大15フライト」という数字を意識する。
- 「ハブ空港の重複」を避ける。
- 「燃油代が安い航空会社(デルタ、エールフランス等)」を長距離区間に配置する。
この3点を守るだけで、あなたの旅の現金支出は10万円単位で変わります。
よくある質問

予約後の日付変更は可能ですか?
はい。発券後も、同じ路線の「日付変更」であれば、空席がある限り無料で(または少額の手数料で)可能なケースが多いです。ただし、「行き先の変更」は再計算が必要となり、高額な手数料が発生するため、ルート決めは慎重に行いましょう。
途中で旅行を断念した場合、払い戻しはありますか?
原則として、一部でも使用した後の払い戻しは非常に厳しいか、戻ってきたとしてもわずかな金額になります。世界一周航空券は「使い切ってこそ」の格安設定であると理解しておきましょう。
スカイチームのステータス(エリートプラス)は世界一周でも有効ですか?
はい、最強の武器になります。 15回ものフライトで、毎回ラウンジが使え、優先搭乗や手荷物許容量の優遇を受けられるメリットは計り知れません。出発前に「デルタアメックス・ゴールド」などでステータスを確保しておくことを強くおすすめします。
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