「世界一周に行こう!」と決めたとき、最初にぶつかる壁が「どのアライアンス(航空連合)を選ぶべきか?」という問題です。
2026年、航空業界は大きな変革期を迎えています。ANAが所属するスターアライアンスの「特典航空券廃止」や、スカンジナビア航空のスカイチーム移籍、ITAエアウェイズのスターアライアンス加入など、数年前の常識はもはや通用しません。
本記事では、スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームの3大アライアンスを「世界一周」という視点で徹底比較。あなたのルートや予算に最適なのはどこか、結論を出します。


世界一周は、ルート作成の段階からすでに始まっています。
試行錯誤して時間を浪費する前に、まずはプロの視点を取り入れて、最高の旅程を一緒に作り上げませんか?
「まだ具体的な日程は決まっていないけれど、夢を実現させたい」という方の相談も大歓迎です。以下の記事も参考にして下さい。
【実録】JALマイルも貯まる!ワンワールド世界一周航空券を120%使い倒すルート作成術
3大アライアンスの「世界一周」特徴一覧表
まずは、2026年現在の各アライアンスの特徴を、比較表で整理しましょう。
| 特徴 | スターアライアンス | ワンワールド | スカイチーム |
| 加盟航空会社数 | 世界最多(26社) | 中規模(13社+α) | 中規模(19社) |
| 主な日本路線 | ANA | JAL | なし(デルタ、大韓等) |
| 世界一周航空券 | 距離制(安定感あり) | 大陸制(最大16区間) | 距離制(自由度高め) |
| 2026年の注目点 | ITAエアウェイズ加入 | アラスカ航空等の活用 | SASの加入、公式販売終了 |
| 最強のエリア | 全方位(特に欧州・アジア) | 北米・南米・オセアニア | 欧州・アフリカ・中南米 |

スターアライアンス:圧倒的網羅性と「安心感」の王者
世界最大の航空連合であるスターアライアンスは、2026年現在も「初めての世界一周」に最も選ばれるアライアンスです。
メリット:どこへでも行けるネットワーク
26の航空会社が加盟しており、ドイツのルフトハンザ、トルコのターキッシュ エアラインズ、タイ国際航空など、各地域のトップランナーが揃っています。
- 欧州・アフリカの強さ: 2026年からITAエアウェイズが加わったことで、イタリア国内の移動が劇的に楽になりました。
- ANAマイルの利便性: 日本人にとって、ANAマイルを貯めて世界一周を目指すのが依然として王道ルートです。
弱点:2026年の「特典航空券」の壁
2025年にANAが提供していた「固定マイルでの世界一周特典」が実質的に終了したため、以前のような「14万マイルでビジネス一周」といった超絶コスパは狙いにくくなっています。現在は「有償(自腹)」での購入、あるいは個別発券のスキルが求められます。

ワンワールド:ビジネスクラス派・南米派の「聖地」
日本航空(JAL)が所属するワンワールドは、加盟社数こそ少ないものの、世界一周旅行者にとって非常に魅力的な「独自ルール」を持っています。
メリット:「大陸制」という最強の武器
ワンワールド・エクスプローラー(世界一周航空券)は、飛行距離ではなく「訪れる大陸の数」で料金が決まります。
- 距離を気にせず飛べる: 大陸内であれば、どれだけ長距離を飛んでも料金が変わりません。
- 南米・オセアニアに最強: ラタム航空(提携)やカンタス航空があるため、イースター島やガラパゴス、オーストラリア周遊を組み込むならワンワールド一択です。
弱点:大陸をまたぐ制限
一度離れた大陸には戻れない、最大16区間までといったルールが厳格です。シミュレーターでエラーが出やすいため、事前の学習が必要です。

スカイチーム:マニアックで「コスパ」に長けた選択肢
デルタ航空やエールフランス、大韓航空などが加盟するスカイチーム。2026年、ここは「賢い旅人」の避難所となっています。
2026年現在、スカイチーム(SkyTeam)の公式パッケージとしての「Go Round the World」は、アライアンス直販のオンライン販売を終了しています。

メリット:燃油代の安さと「新・北欧ルート」
- 燃油代が浮く: デルタ航空のマイルなど、燃油代がかからないマイレージを組み合わせることで、現金支出を最小限に抑えられます。
- SAS(スカンジナビア航空)の加入: 2024年末にSASが移籍してきたことで、コペンハーゲンを拠点にした北欧・北極圏ルートが非常に組みやすくなりました。
弱点:日本直行便の不在
日系の航空会社が加盟していないため、出発・帰国時に必ず海外の航空会社を利用することになります。サポート面で英語が必要になる場面が多いのが難点です。



【目的別】2026年、あなたはどのアライアンスを選ぶべき?
「とにかく安く、効率よく回りたい」
👉 スターアライアンス(有償) 圧倒的な本数があるため、安い便を繋ぎやすく、全旅程をコンパクトにまとめられます。
「南米の絶景やオーストラリアの奥地に行きたい」
👉 ワンワールド ラタム航空とカンタス航空のネットワークなしには、これらの地域の周遊は困難です。
「現金支出を抑え、エキゾチックな都市を巡りたい」
👉 スカイチーム エールフランス・KLMを使って、アフリカの旧植民地都市や中南米の穴場を攻めるのが2026年のトレンドです。


まとめ:アライアンス選びは「最後に行きたい場所」で決める
「マイルがあるから」という理由だけでアライアンスを選ぶと、本当に行きたかったイースター島やサハラ砂漠を諦めることになりかねません。
- まず「絶対に行きたい5都市」を書き出す。
- その5都市を最も効率よく結べる航空会社を探す。
- その航空会社が所属するアライアンスを、あなたの「運命のアライアンス」に決める。
2026年の空は、かつてないほど多様性に満ちています。
世界一周は、ルート作成の段階からすでに始まっています。
試行錯誤して時間を浪費する前に、まずはプロの視点を取り入れて、最高の旅程を一緒に作り上げませんか?
「まだ具体的な日程は決まっていないけれど、夢を実現させたい」という方の相談も大歓迎です。以下の記事も参考にして下さい。
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よくある質問


複数のアライアンスを混ぜることはできますか?
「世界一周航空券」というパッケージではできません。ただし、LCCや個別の片道航空券を組み合わせる「ハイブリッド予約」なら可能です。2026年は、この「アライアンスの壁を越えた自作ルート」が最も安くなる傾向にあります。
2026年、マイルが一番貯まりやすいのはどこですか?
陸マイラーなら依然としてANA(スターアライアンス)。ただし、有効期限を気にしたくないなら、デルタ(スカイチーム)やマリオットポイント(全アライアンス対応)を主軸にするのが賢明です。
ビジネスクラスの世界一周で一番豪華なのは?
スターアライアンスのシンガポール航空や、ワンワールドのカタール航空(Qsuite)は世界最高峰の体験を提供してくれます。
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