「中国で最も美しい山」と称される黄山の基礎データを整理した大辞典エントリーです。文化基準(ii)と自然基準(vii)(x)を満たす複合遺産である点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 黄山(英語名: Mount Huangshan) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・安徽省 |
| 登録年 | 1990年 |
| 登録基準 | (ii)(vii)(x) |
| 種別 | 複合遺産 |
| 資産面積 | 16,060ha |
雲海と奇岩、山水画の源泉となった複合遺産
黄山は、唐代の747年に不老不死の仙薬が見つかったという伝説から「黄山」と命名されました。花崗岩の峰々が雲海のなかに立ち並ぶ景観は隠者・詩人・画家をひきつけ、明代には山水画派に影響を与えるなど、中国美術と文学の歴史で重要な役割を果たしました。登録面積は16,060haで、多くの固有植物を含む豊かな植物相も評価されています。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
黄山は文化基準(ii)と自然基準(vii)(x)により、複合遺産として登録されています。
- 基準(ii):唐代以来、中国人の想像力の中で高く評価され、詩人・画家・隠者を引き寄せてきた文化的価値。
- 基準(vii):巨大な花崗岩の岩塊や古い松が、雲や霧と重なる壮大な自然の景観。
- 基準(x):固有植物や絶滅危惧植物の生息地で、中国のコケ類の3分の1、シダ類の半分以上を含む豊かな植物相。
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よくある質問

黄山は自然遺産ですか?
自然と文化の両面で評価された複合遺産で、1990年に登録されました。登録基準は(ii)(vii)(x)です。


