「海外旅行に行きたいけど、子どもと一緒は大変そう…」 「赤ちゃんとの初めての海外旅行、何から準備すればいいの?」 「幼児連れでも楽しめる国ってどこ?現地での過ごし方は?」
そう思っているパパ・ママも多いのではないでしょうか。子連れでの海外旅行は、確かに独身時代とは違った準備や心構えが必要です。しかし、家族で異文化に触れ、新しい体験を共有する時間は、何物にも代えがたい貴重な思い出となるでしょう。
このガイドでは、小さなお子さんとの海外旅行を成功させるために、年齢別の準備、持ち物、移動のコツ、現地での楽しみ方、そしてトラブル対策まで、徹底的に解説します。子連れ海外旅行の不安を解消し、家族みんなが笑顔になれる最高の旅を実現しましょう!
なぜ今、子連れ海外旅行がおすすめなのか?その魅力とメリット

子連れ海外旅行は「大変そう」というイメージがあるかもしれません。でも、それ以上に得られる喜びやメリットがたくさんあります。
- 子どもの視野が広がる: 普段の生活では触れられない文化、言葉、食べ物、景色に触れることで、子どもの好奇心や感受性が刺激され、豊かな国際感覚が育まれます。
- 家族の絆が深まる: 慣れない環境で協力し合い、新しい体験を共有することで、家族の絆がより一層深まります。一緒に困難を乗り越えたり、喜びを分かち合ったりする経験は、かけがえのない宝物になります。
- 親自身の成長: 子どもの体調や気持ちを最優先に考えながら旅をする中で、臨機応変な対応力や問題解決能力が身につきます。何よりも「家族のために頑張ろう」という気持ちが、親としての自信に繋がります。
- 最高の思い出作り: 旅行中の出来事はもちろん、旅の準備から帰国後まで、家族で語り合う思い出が増えます。子どもの成長と共に、旅の記憶が色褪せることなく、家族の歴史として刻まれていきます。
- 意外と海外の方が子連れに優しいことも: 日本以上に子連れに寛容な文化を持つ国や、ベビーカー移動に配慮された施設が多い国もあります。
子連れ海外旅行計画の手順

子連れ海外旅行を計画するには、以下4つのステップで実施していきます。
- 旅の計画を立てる前に考えるべきこと
- 出発前の準備を徹底する
- 移動のコツと機内での過ごし方
- 現地での楽しみ方と注意点
ステップ1:旅の計画を立てる前に考えるべきこと
子連れ海外旅行の成功は、事前の「計画」で決まります。特に重要なポイントを考えましょう。
子どもの年齢と体力・発達段階に合わせた計画
子どもの年齢によって、準備や旅の楽しみ方は大きく変わります。
- 0歳〜1歳(乳幼児期):
- 特徴: 体力や免疫力が低く、環境変化に敏感。授乳やおむつ替え、昼寝の頻度が高い。
- ポイント:
- 移動時間: 短距離フライト(4〜6時間以内)が望ましい。直行便を選び、移動は最小限に。
- 時差: 時差の少ないアジア方面がおすすめ。
- 滞在場所: キッチン付きのコンドミニアムや、ベビー用品が充実したホテルが安心。
- スケジュール: 授乳・離乳食・昼寝の時間を最優先に、ゆとりのあるスケジュールを組む。
- 2歳〜3歳(幼児期前半):
- 特徴: 活動的になるが、集中力は短く、予測不能な行動も。言葉が増え、自己主張も始まる。
- ポイント:
- 移動: 長時間フライトは工夫が必要(おもちゃ、DVDなど)。バシネット(赤ちゃん用ベッド)の利用は身長・体重制限あり。
- 食事: 離乳食から幼児食へ移行期。現地での食事対応を検討。
- 滞在場所: 子ども向けプールやキッズクラブがあるリゾートホテルも選択肢に。
- スケジュール: 毎日詰め込まず、午前中だけ観光、午後はホテルで過ごすなどメリハリを。昼寝の時間を確保。
- 4歳〜6歳(幼児期後半):
- 特徴: 好奇心旺盛で、簡単な会話や指示が理解できる。自分でできることも増える。
- ポイント:
- 移動: 自分で座席に座れるが、飽きやすいので工夫が必要。
- 遊び: テーマパーク、動物園、水族館など、子どもが楽しめるアクティビティを組み込む。
- 交流: 現地の子どもたちとの触れ合いも楽しめる時期。
- 小学生以上(児童期):
- 特徴: 体力もつき、理解力も高い。学習意欲も旺盛になる。
- ポイント:
- 体験学習: 歴史的建造物、博物館、現地の文化体験など、学習要素のあるアクティビティも楽しめる。
- 事前学習: 行き先の文化や歴史について、一緒に調べてみるのもおすすめ。
- 役割分担: 旅の準備や現地での役割を分担するなど、責任感を持たせる機会に。
行き先選びのポイント
子連れ海外旅行に特におすすめなのは、以下の要素を満たす国や地域です。
- 時差が少ない: 特に乳幼児連れの場合、時差ボケは子どもの体調を崩す大きな要因になります。アジア圏がおすすめです。
- フライト時間が短い: 飛行機での滞在時間が短いほど、子どもの負担は軽減されます。直行便があるかも重要です。
- 治安が良い: 子どもと一緒に安心して過ごせる場所を選びましょう。
- 医療体制が整っている: 万が一の際に、適切な医療を受けられる病院があるかを確認しましょう。日本語対応の病院があるとなお安心です。
- インフラが整備されている: ベビーカーでの移動がしやすいか、授乳室やおむつ替えスペースがあるかなど。
- 子連れフレンドリーな文化: 子どもに寛容な文化を持つ国は、親もリラックスして過ごせます。
- 衛生面: 食べ物や水の衛生状態が良く、安心して口にできるかを確認しましょう。
特におすすめの国・地域:
- ハワイ(ホノルル): 日本語が通じやすく、医療体制も安心。ビーチやプールで遊べるリゾートホテルが豊富。
- グアム・サイパン: フライト時間が短く、時差も少ない。ホテルにプールやキッズクラブが充実。
- シンガポール: 治安が非常に良く、衛生的。交通機関が整備されており、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールや動物園など、子ども向け施設も充実。
- 台湾(台北): 親日家が多く、治安も良い。食事が美味しく、夜市も楽しい。フライト時間も短い。
- タイ(バンコク、プーケット、サムイ島など): 物価が比較的安く、子どもに優しい国民性。リゾート地ならホテル施設も充実。
シーズンと期間の検討
- ベストシーズン: 目的地の気候の良い時期を選びましょう。雨季や台風シーズン、酷暑期は避けるのが無難です。
- 旅行期間: 長すぎず短すぎず、子どもの年齢や体力、旅の目的に合わせて調整しましょう。初めてなら3〜5日間程度のアジア旅行がおすすめです。
ステップ2:出発前の準備を徹底する
子連れ海外旅行の成否を分けるのが、出発前の周到な準備です。
パスポート・ビザ・航空券・宿泊の準備
- パスポート: 子どももパスポートが必要です。申請には戸籍謄本などが必要なので、早めに準備しましょう。有効期限にも注意。
- ビザ: 渡航先にビザが必要か確認。子どものビザ取得にも時間がかかる場合があります。
- 航空券の予約:
- 直行便・早朝/深夜便の検討: 子どもの体力に合わせて、移動の負担が少ない便を選びましょう。
- 座席指定: バシネット(ベビーベッド)の利用や、足元の広い席、トイレ近くの席などを事前に予約しましょう。
- 航空会社のサービス確認: 子ども向け機内食、おもちゃ、毛布などのサービスを確認しましょう。
- 宿泊施設の予約:
- 子連れ向け施設: キッズアメニティ、キッズクラブ、ベビーシッターサービス、ベビーベッドの貸し出し、キッチン付きの部屋など。
- 立地: 空港からのアクセス、観光地やスーパーへの近さ、治安が良いエリアかを確認。


医療・健康面の準備
- かかりつけ医への相談: 海外旅行前に一度受診し、子どもの健康状態をチェックしてもらいましょう。海外渡航の許可、予防接種の相談、常備薬の処方など。
- 予防接種: 渡航先に応じて必要な予防接種があるか確認し、早めに接種を済ませましょう。
- 海外旅行保険への加入: これは必須です。 子どもは予期せぬ体調不良を起こしやすいです。医療費だけでなく、救援者費用や携行品損害などもカバーするプランを選びましょう。英文の保険証券も持参。
- 常備薬の準備: 解熱剤、鎮痛剤、胃腸薬、下痢止め、塗り薬、絆創膏、消毒液など。かかりつけ医に相談して処方してもらいましょう。
- 母子手帳・健康保険証の持参: 緊急時に必要となる場合があります。

あると便利な持ち物(年齢別)
一般的な旅行用品に加え、子連れならではの持ち物をリストアップしましょう。
- 乳幼児期(0〜1歳):
- ミルク・離乳食: 使い慣れたもの(スティックタイプ、フリーズドライなど)を多めに。現地で手に入るか確認し、必要なら持参。
- 哺乳瓶・消毒グッズ: 使い捨て哺乳瓶や哺乳瓶洗浄シートも便利。
- おむつ・おしりふき: 最低限の量を持ち込み、現地調達も検討。
- 着替え: 多めに(汚れることを想定して)。
- 抱っこ紐・ベビーカー: 軽量で折りたたみやすいものがおすすめ。機内持ち込み可能か確認。
- 体温計・爪切り・綿棒: 細かいケア用品も忘れずに。
- お気に入りのおもちゃ・絵本: 機内や移動中の暇つぶしに。
- 幼児期(2〜6歳):
- お気に入りのおもちゃ・絵本・タブレット: 機内や移動中、食事中の暇つぶしに。イヤホンも忘れずに。
- おやつ・飲み物: 小分けになっていて、こぼれにくいものが便利。
- 着替え: 数枚多めに。
- 簡易的な薬: 子ども用解熱剤、下痢止め、虫刺され薬など。
- レインコート・傘: 急な雨に備えて。
- 日焼け止め・帽子: 屋外活動が多い場合。
- 共通で持っていくと良いもの:
- ウェットティッシュ・除菌シート: 食事前や何かを触った後など、常に清潔に保つために。
- ビニール袋: 使用済みおむつやゴミ入れに。
- 虫除けスプレー: 特に熱帯地域へ行く場合。
- S字フック: ベビーカーに荷物をかけたり、トイレで使ったりと意外と便利。
- 携帯用ハサミ・ピンセット: ちょっとした時に役立ちます。
- 洗濯用洗剤(小分け): 滞在が長い場合や着替えを減らしたい場合に。
その他、出発前の確認事項
- フライトの持ち込み制限: 液体の制限、ベビー用品の特別規定などを確認。
- 空港での手続き: 子連れ優先レーンやファミリーサポートがあるか確認。
- Wi-Fi環境: 現地のSIMカードやレンタルWi-Fiルーターを手配。
- 緊急連絡先: 現地の日本大使館・領事館、保険会社、宿泊施設などの連絡先をメモしておく。
- 両替: ある程度の現地通貨は日本で両替しておくか、現地空港で引き出す準備をしておく。

ステップ3:移動のコツと機内での過ごし方
子連れ海外旅行で最も大変なのが「移動」です。特に長時間フライトは事前準備で大きく差が出ます。
空港での過ごし方
- 早めに空港へ: 子連れだと何かと時間がかかります。時間に余裕を持って空港に到着しましょう。
- チェックイン・保安検査: ベビーカーや抱っこ紐を利用し、子連れ優先レーンがあれば積極的に利用しましょう。
- ラウンジの活用: 航空会社ラウンジやカードラウンジは、フライト前の休憩や食事、おむつ替えに最適です。
- 搭乗前のエネルギー消費: ゲート近くのキッズスペースなどで、フライト前に子どもにたっぷり遊ばせてエネルギーを発散させましょう。
- 優先搭乗の利用: 子どもが落ち着いて座席に着けるよう、優先搭乗を活用しましょう。
機内での過ごし方(年齢別)
- 乳幼児(0〜1歳):
- 耳抜き対策: 離着陸時、授乳やミルク、おしゃぶりなどで耳抜きを助けてあげましょう。
- バシネット: 体重・身長制限はありますが、利用できれば親も子どもも楽です。事前に予約必須。
- おむつ替え: 機内のトイレにおむつ交換台があります。
- 着替え: 多めに持参し、汚れたらすぐに着替えられるよう手元に。
- 幼児(2〜6歳):
- 飽きさせない工夫:
- おもちゃ: シールブック、塗り絵、ミニカー、パズルなど、音が出ない・部品が散らばらないものがおすすめ。
- タブレット: 好きな動画やゲームをダウンロードしておきましょう。イヤホンは必須。
- 機内エンターテイメント: 映画やアニメが充実しているか確認。
- 水分補給: こまめに水分を摂らせましょう。
- トイレ: 定期的に声をかけ、早めに連れて行きましょう。
- 歩かせる: 体が凝り固まらないよう、安全な範囲で機内を少し歩かせたり、ストレッチをさせたりしましょう。
- 飽きさせない工夫:
- 小学生以上:
- 本やゲーム: 自分で楽しめるものを持参させましょう。
- 機内エンターテイメント: 自分で選んで楽しめます。
- 旅の記録: 旅のしおりや日記を書かせるのも良い経験になります。
現地での移動手段
- 公共交通機関: 主要都市ではベビーカーに対応した交通機関も多いですが、国によってはバリアフリーが不十分な場合も。
- タクシー・配車アプリ: 子どもを連れての移動には便利です。チャイルドシートの有無を確認できる配車アプリ(Uber, Grabなど)を活用すると安心です。
- 徒歩: 旧市街など、歩いて散策するのに適した場所では、ベビーカーや抱っこ紐を活用しましょう。
ステップ4:現地での楽しみ方と注意点
いよいよ現地での滞在です。子どものペースを最優先に、無理なく楽しみましょう。
食事と水分補給
- 食事場所の選択: 子連れフレンドリーなレストランか、子どもの好きなメニューがあるかを確認。混雑時を避ける、テイクアウトを活用するのも手です。
- 離乳食・幼児食:
- 持参: 日本のレトルト離乳食は非常に便利。海外では入手しにくい場合も。
- 現地調達: スーパーでベビーフードやフルーツなどを調達。
- 調理: キッチン付きの宿泊施設なら、簡単な調理も可能です。
- アレルギー対応: アレルギーがある場合は、現地の言語で伝えるカードを用意しておくと安心です。
- 水分補給: 特に暑い国では、こまめな水分補給が必須です。ペットボトルの水は安全なものを購入し、水道水は避けるようにしましょう。
睡眠と休息
- 時差ボケ対策: 到着したら現地の時間に合わせて活動し、昼寝も短時間にとどめ、夜はしっかり寝るように促しましょう。
- 昼寝の時間確保: 子どもの年齢に応じて、日中の昼寝の時間を確保できるようなスケジュールを組みましょう。
- ホテルのベビーベッド: 事前に予約し、利用状況を確認しておきましょう。
観光とアクティビティ
- 子どもの興味を優先: 子どもが本当に楽しめる場所(公園、動物園、水族館、テーマパークなど)を旅程に組み込みましょう。
- 無理は禁物: 詰め込みすぎず、午前中だけ観光、午後はホテルで過ごすなど、ゆとりのある計画を。
- 体験型アクティビティ: 料理教室、伝統工芸体験、動物との触れ合いなど、五感を刺激する体験は子どもにとって最高の思い出になります。
- プールやビーチ: リゾート地なら、ホテルや公共のプール・ビーチで思いっきり遊ばせてあげましょう。
- ショッピング: 子どもが飽きないよう、短時間で切り上げるか、キッズスペースがある場所を選びましょう。
現地での安全対策
- 手をつなぐ・目を離さない: 特に人混みや交通量の多い場所では、常に子どもと手をつなぎ、絶対に目を離さないこと。迷子対策として、子どもに連絡先を書いたリストバンドや名札をつけさせるのも有効です。
- 交通ルール: 日本とは異なる交通ルールが多いです。信号無視や逆走など、危険な運転をする車やバイクもいるので、常に周囲に注意しましょう。
- 防犯対策: スリや置き引きに注意し、貴重品は分散して持ち歩きましょう。子どもの荷物にも貴重品を入れないように。
- 水遊び: ホテルや公共のプール、ビーチでは、必ず保護者が付き添い、目を離さないようにしましょう。
- 衛生管理: 食事の前には必ず手洗い・消毒を徹底しましょう。生水や氷には注意が必要です。
- 日焼け・熱中症対策: 帽子、サングラス、日焼け止めを使用し、こまめな水分補給を。炎天下での長時間の外出は避けましょう。
まとめ:最高の思い出を、家族みんなで
子連れ海外旅行は、大人の旅行とは異なる準備や配慮が必要ですが、その「大変さ」を上回る感動と、家族の成長を実感できる素晴らしい体験です。
- 年齢に合わせた計画: 子どもの体力や発達段階を最優先に、無理のないスケジュールを組みましょう。
- 事前の徹底準備: パスポート、ビザ、保険、医療、持ち物など、出発前の確認が成功の鍵です。
- 移動の工夫: 空港や機内での過ごし方を事前にシミュレーションし、快適な移動を心がけましょう。
- 現地での安全確保: 食事、水分補給、交通ルール、防犯など、常に子どもの安全を最優先に。
- 「完璧でなくても大丈夫」: 予期せぬハプニングも旅の醍醐味。臨機応変に対応し、家族みんなで楽しむ気持ちを大切にしましょう。
このガイドが、あなたの家族にとって忘れられない最高の海外旅行の第一歩となることを願っています。さあ、子どもの笑顔を想像しながら、家族みんなの夢を叶える旅に出かけましょう!
よくある質問(FAQ)

何歳から海外旅行に行けますか?
法的な年齢制限はありませんが、一般的には生後2ヶ月以降であれば海外旅行も可能とされています。ただし、乳幼児期はまだ免疫力が低く、環境変化にも敏感なため、かかりつけ医と相談し、フライト時間が短く時差の少ないアジア圏などがおすすめです。初めての海外旅行は、お子さんの体調や発達段階を最優先に慎重に計画しましょう。
子どもが飛行機でぐずったらどうすれば良いですか?
事前の準備が最も重要です。
- 耳抜き対策: 離着陸時は、授乳、ミルク、おしゃぶり、飲み物、飴などで耳抜きを促しましょう。
- 飽きさせない工夫: お気に入りのおもちゃ、絵本、シールブック、塗り絵、タブレットにダウンロードした動画など、音の出ないものや場所を取らないものを用意しましょう。
- 着替えとビニール袋: 汚れたり濡れたりした時にすぐに着替えられるよう、手元に用意し、汚れた服を入れるビニール袋も忘れずに。
- 気分転換: 周囲に配慮しつつ、機内を少し歩かせたり、景色を見せたりして気分転換を図りましょう。客室乗務員に相談するのも良いでしょう。
子どもが急に体調を崩した場合、どうすれば良いですか?
まずは落ち着いて、以下の手順で対応しましょう。
- 海外旅行保険会社に連絡: 現地の病院や日本語が通じる医療機関の紹介、治療費の支払い方法について指示を仰ぎましょう。海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。
- 事前に調べておいた病院へ: 日本語対応や外国人対応に慣れている病院を事前に調べておくと、いざという時にスムーズです。
- 症状を正確に伝える: 英語や現地の言葉で症状を正確に伝えられるよう、翻訳アプリや簡単なメモを準備しておくと役立ちます。
- 母子手帳・保険証・薬の提示: 持参した母子手帳や、常備薬の英文処方箋などがあれば提示しましょう。 発熱や嘔吐、下痢などの症状が出やすいので、常備薬は忘れずに。
現地での食事は、子どもは何を食べれば良いですか?
渡航先の衛生状況や食文化によりますが、以下の点を考慮しましょう。
- 基本は自炊・持参: キッチン付きの宿泊施設であれば、日本のベビーフードやレトルト食品を持参し、簡単な自炊で対応するのが最も安心です。
- 清潔なレストランを選ぶ: 観光客が多く利用する、清潔感のあるレストランを選びましょう。
- 加熱されたもの: 生ものや、十分に加熱されていないものは避けるのが無難です。
- 味付けに注意: 現地の料理は辛かったり、味が濃すぎたりする場合があります。事前に味付けを確認したり、辛さ控えめをオーダーしたり、シンプルなメニューを選びましょう。
- フルーツ: 皮を剥くか、消毒済みのものを与えましょう。
- 水: 必ずペットボトルのミネラルウォーターを飲みましょう。水道水や、信頼できないお店の氷は避けてください。
ベビーカーは持っていくべきですか?それとも現地で借りられますか?
どちらの選択肢もありますが、滞在期間や目的地によります。
- 持参する場合: 使い慣れたものなので安心感があります。ただし、飛行機での預け入れや、現地の道路状況によっては移動が大変になることも。軽量でコンパクトに折りたためるものがおすすめです。
- 現地で借りる/購入する: ホテルや観光施設でレンタルしている場合があります。現地のスーパーやベビー用品店で安価なバギーを購入する選択肢もあります。不要になったら現地で処分できますが、使い慣れないものになる点は考慮が必要です。 旧市街の石畳など、舗装されていない道が多い場所では、抱っこ紐の方が活躍するかもしれません。
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