中国北西部のアラシャン高原に広がる「バダインジャラン砂漠」の基礎データを整理した大辞典エントリーです。中国初の砂漠タイプの自然遺産であり、世界一高い固定砂丘と144の湖が共存する点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | バダインジャラン砂漠(砂の塔と湖群)(英語名: Badain Jaran Desert – Towers of Sand and Lakes) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・内モンゴル自治区(アラシャン高原) |
| 登録年 | 2024年 |
| 登録基準 | (vii)(viii) |
| 種別 | 自然遺産 |
| 資産面積 | 約72万6,291.41ha(約7,263km²) |
| 特徴 | 世界一高い固定砂丘(相対高度460m)、144の砂丘間湖 |
世界一高い固定砂丘と144の湖が共存する砂漠
バダインジャラン砂漠は、中国で3番目に大きく、2番目に大きい流動砂漠です。世界遺産の範囲は約7,263km²(72万6,291.41ha)で、東京都の3倍を超える広さです。世界で最も高いとされる固定砂丘(相対高度460m)と、144の砂丘間湖が共存する独特の景観をもち、砂が音を立てる「鳴き砂」の現象も見られます。2024年に登録基準(vii)(viii)で世界遺産となった、中国初の砂漠タイプの自然遺産です。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
バダインジャラン砂漠は次の2つの基準で評価されています。
- 基準(vii):世界一高い固定砂丘群と144の砂丘間湖が共存する、類まれな自然美を示すこと。
- 基準(viii):現在も続く砂丘の形成・移動の過程を示す、地形形成上重要な現象の見本であること。
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よくある質問

バダインジャラン砂漠は、ブラジルの「レンソイス・マラニャンセス国立公園」と混同しやすいと聞きましたが?
はい。どちらも2024年に登録基準(vii)(viii)で登録された砂の景観の自然遺産ですが、別の国・別の世界遺産です。バダインジャラン砂漠は中国内モンゴル自治区の砂丘と湖、レンソイス・マラニャンセスはブラジルの砂丘と潟湖の景観です。


