石見銀山遺跡とその文化的景観の行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の価値

 

石見銀山遺跡とその文化的景観の行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の価値

石見銀山遺跡とその文化的景観(上の地図の⑭)は島根県大田市に位置する歴史的な銀山であり、世界遺産(文化遺産)に登録されています。石見銀山遺跡とその文化的景観への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の内容について、解説いたします。旅行の計画に役立つことに役立ち、あなたの旅がより充実することを切に願っています。



石見銀山遺跡とその文化的景観への行き方

Iwamiginzan
石見銀山

旅行に行く時期にもよりますが、繁忙期(GW、夏休み、冬休み等)を外した安い時期の1人旅で7万円程度かかります。(1泊2日基準)

東京から石見銀山遺跡とその文化的景観への行き方は、以下の通りです。

1.新幹線+特急
 ・東海道新幹線(東京駅⇒岡山駅)⇒大田市駅
   3時間20分 片道17,000円程度(岡山からの特急料金除く)

2.飛行機
 ・羽田⇒出雲空港⇒大田市駅(70分)
   JAL 片道20,000円程度

 ・羽田⇒石見空港⇒大田市駅(180分)
   ANA 片道20,000円程度

3.夜行バス
 ・新宿駅⇒出雲市駅 12時間50分 片道10,000円程度

観光に必要な日数

一般的なスケジュールは、訪れたい場所にもよりますが東京からは、1泊2日や2泊3日で楽しめることが多いです。

ベストシーズン

石見銀山遺跡とその文化的景観は通年で観光が可能ですが、ベストシーズンは季節や天候によって異なります。

・春(3月から5月)
 春は桜が咲く季節で、周辺の風景が美しいです。石見銀山の歴史的な町並みや坑道、周辺の自然が桜の花で彩られる様子は素晴らしいです。気温も穏やかで、観光に適しています。
 
・秋(9月から11月)
 秋は紅葉が見頃を迎える季節で、石見銀山周辺も美しい秋の色に包まれます。銀山の歴史的な遺産や坑道を訪れる際、紅葉が美しい景観が見れます。

・夏(6月から8月)
 夏季は比較的涼しい気候であり、緑豊かな風景が楽しめます。暖かい季節なので、アウトドア活動にも適しています。
ただし、気温が高くなるため、日中は適切な対策が必要です。

・冬(12月から2月)
 冬季は寒冷ですが、雪景色が楽しめることがあります。特に坑道や歴史的な町並みが雪で覆われる光景は幻想的です。
寒さに備えた服装で観光することが重要です。

訪れる際には、気温や天候、季節の特徴を考慮し、自分の好みに合ったシーズンを選ぶと良いでしょう。特に桜や紅葉のシーズンは景色が美しく、多くの観光客が訪れるため、混雑に注意が必要です。

世界遺産の価値

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石見銀山

石見銀山遺跡とその文化的景観は、島根県大田市に位置する歴史な銀山です。

1.概要

 ・登録基準(ii)(iii)(v)が適用されている。2007年登録、2010年範囲拡大。
 ・銀生産がアジア、ヨーロッパと日本との商業的・文化的交流を生み出した。
 ・銀鉱石の枯渇と連動し伝統的技術の鉱山活動は停止され、結果として考古学的遺跡が良好な状態で保存された。
 ・「残存する景観」、「継続する景観」の地域を含んでおり、歴史的土地利用の在り方を示す。
 ・「銀鉱山跡と鉱山街」「街道」「港と港町」の3分野、14の構成資産からなる。
 ・銀鉱山跡と鉱山街:銀山柵内、清水谷精練所跡、手掘り坑道の「間歩(まぶ)」、石見城跡などで構成。
 ・街道:銀鉱山と港間で整備(2本の運搬路)
 ・港と港街:鞆ヶ浦港、沖泊港、湯野津温泉街
 ・薪炭材の供給源の森林など豊かな自然環境も残存、鉱山と人々の暮らし、文化的景観が認めれている。

2.歴史
 ・1526年銀山発見、博多の豪商である神屋寿禎によって開発が進められた。
 ・16世紀前半は戦国大名の大内氏の支配、神屋もその保護のもと、中国との貿易にかかわる。
 ・1533年に朝鮮から伝来した灰吹法で銀の生産量が増大した。
 ・1540年代には職人集団の形成、日本の銀精錬の最先端の地となる。
 ・1550年代に大内氏が内紛で滅亡、有力大名の争奪戦が勃発した。
 ・1562年に毛利氏が制し、街道を整備した。
 ・1600年の関ヶ原の戦いの後、徳川幕府の支配下、奉行として派遣された大久保長安のもとで鉱山経営が行われた。
 ・大森地区の整備、銀山経営を「山師」と呼ばれる業者に委ねる。
 ・1620~1640年代に最盛期、年間1,000~2,000kgの銀が生産された(ヨーロッパにも石見の銀が流通)
 ・明治維新後の1869年、政府によって個人業者へと払い下げされた。
 ・1923年に休山された。

3.構成資産の概要

銀山柵内

銀鉱石採掘から精錬まで一連の工程が行われた銀山跡、龍源寺間歩、清水谷精錬所跡、石銀遺跡、清水寺、唐人屋敷跡など

大森・銀山 銀山隣接谷間の鉱山街。伝統的な木造建築の集落、南の要害山に近い「銀山地区」、北の代官所跡に近い「大森地区」
鞆ヶ浦

16世紀前半に博多に向けて銀を積みだした港、湾に2つの小島、1つの島に神屋寿禎建立の弁天をまつる神社が立つ。

沖泊・温泉津

沖泊は狭隘な入江の港、温泉津沖泊に隣接する温泉街と港。

石見銀山街道温泉津・沖泊道

16世紀後半、銀搬出と物資運搬のため整備された街道。途中の西田集落を中継地、全長約12km、石段・側溝・石切場の跡が残る。

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石見銀山

 

まとめ

石見銀山遺跡とその文化的景観への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の内容について、解

説してきました。ポイントを以下にまとめます。

 ・旅行にかかる費用は、1泊2日で7万円(繁忙期を除く)程度です。
 ・登録基準(ii)(iii)(v)が適用されている。2007年登録、2010年範囲拡大。
 ・銀生産がアジア、ヨーロッパと日本との商業的・文化的交流を生み出した。
 ・銀鉱石の枯渇と連動し伝統的技術の鉱山活動は停止され、結果として考古学的遺跡が良好な状態で保存された。
 ・「残存する景観」、「継続する景観」の地域を含んでおり、歴史的土地利用の在り方を示す。
 ・「銀鉱山跡と鉱山街」「街道」「港と港町」の3分野、14の構成資産からなる。
 ・銀鉱山跡と鉱山街:銀山柵内、清水谷精練所跡、手掘り坑道の「間歩(まぶ)」、石見城跡などで構成。
 ・街道:銀鉱山と港間で整備(2本の運搬路)
 ・港と港街:鞆ヶ浦港、沖泊港、湯野津温泉街
 ・薪炭材の供給源の森林など豊かな自然環境も残存、鉱山と人々の暮らし、文化的景観が認めれている。

旅行することで様々な経験が出来て、人生が豊かになることでしょう。思い立ったら、興味の沸く場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

世界遺産に興味を持たれた方は、世界遺産検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
世界遺産検定公式HP