紀伊山地の霊場と参詣道の行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の価値

2023年12月30日

 

紀伊山地の霊場と参詣道の行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の価値

 

管理人
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紀伊山地(上の地図の⑫)は「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の3つの霊場とそれぞれを結ぶ参詣道を備え、世界遺産(文化遺産)に登録されています。魅力的な紀伊山地の霊場と参詣道への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の内容について、解説いたします。旅行の計画に役立つことに役立ち、あなたの旅がより充実することを切に願っています。



紀伊山地の霊場と参詣道への行き方

Kumanohongutaisha
熊野本宮大社

旅行に行く時期にもよりますが、繁忙期(GW、夏休み、冬休み等)を外した安い時期の1人旅で10万円程度かかります。(2泊3日基準)

東京から紀伊山地の霊場と参詣道への行き方は、飛行機、新幹線で新大阪や名古屋まで行って、そこから紀伊山地の霊場と参詣道にアクセスする方法も取れます。

行き方

1.飛行機 エアトリ
 ・南紀白浜空港(最寄り)JAL便のみ
 ・関西国際空港
 ・大阪伊丹空港

2.新幹線 JR新幹線・特急のチケットを自宅にお届け!【NAVITIME Travel】
 ・新大阪
 ・名古屋

 新大阪まで行くのか、名古屋まで行くのかは、旅行するルートによって、選択しましょう。

航空券の予約は、エアトリ

 

観光に必要な日数

紀伊山地の霊場と参詣道観光の一般的なスケジュールは、訪れたい場所にもよりますが最低でも2泊3日は必要となります。国内ツアーはHISホームページクラブツーリズムを参照ください。
また、現地のアクティビティは、アクティビティジャパンアソビュー!を参照ください。

熊野本宮大社

熊野本宮大社は、和歌山県田辺市本宮町に鎮座する神社で、熊野三山の一つです。この神社は熊野権現の総本社であり、神武天皇のお仕えと家津美御子大神を祀っています。熊野古道の始まりとなる場所で、歴史や文化、自然の魅力が豊かな聖地として知られています。

・アクセス
 南紀白浜空港から車で1時間強、南紀白浜空港からの直通バスで1時間20分。

・参拝時間
 午前8時から午後5時

・HP
 熊野本宮大社

 

熊野速玉大社

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は、和歌山県新宮市に鎮座する神社で、熊野三山の一角をなします。この神社は熊野権現の主祭神であり、熊野本宮大社や熊野那智大社と共に熊野三山を構成しています。

・アクセス
 熊野本宮大社から車で40分程度、バスで1時間。ただし、バスの本数は90分間隔と少ない。

・参拝時間
 午前8時から午後4時

・HP
 熊野速玉大社

 

熊野那智大社

熊野那智大社は、和歌山県那智勝浦町に鎮座する神社で、熊野三山の一つです。この神社は熊野本宮大社や熊野速玉大社と共に、全国約4,000社余ある熊野神社の御本社でもあり、日本第一大霊験所根本熊野三所権現として崇敬の篤い社です。

熊野那智大社は、田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社とともに熊野三山を構成しており、熊野十二所権現を祀る一方で、那智大滝を神格化した「飛瀧権現」を加えて十三所権現とも呼ばれています。

・アクセス
 熊野速玉大社から車で30分程度、バスで1時間。バスの本数は30分間隔で運行。

・参拝時間
 午前8時30分から午後3時30分

・HP
 熊野那智大社

 

ベストシーズン

一般的には春と秋が適しています。

・春 (3月から5月)
 春は桜の季節であり、紀伊山地も美しい桜が咲く季節です。桜の花が咲く中を歩くことは、特に熊野古道でのハイキングにおいて素晴らしい経験となります。
温暖で過ごしやすく、気温が上がってくると自然も活気づきます。ただし、ゴールデンウィーク(4月末から5月初旬)は観光地が混雑する可能性があります。

・秋 (9月から11月)
 秋も紀伊山地を訪れるには快適な季節です。気温が適度で、紅葉が美しい季節がやってきます。特に熊野古道や周辺の山々で紅葉を楽しむことができます。
観光地が比較的穏やかな時期で、混雑も少なめです。

・夏 (6月から8月) 
 夏は暑く湿度が高い季節であり、特に熱中症に気をつける必要があります。ただし、夏に訪れることで清々しい緑に囲まれた景色を楽しむことができます。
夏季は熊野古道でのハイキングが厳しい場合がありますので、計画する際は注意が必要です。

・冬 (12月から2月)
 冬は比較的穏やかな気候ですが、気温が低くなります。特に山岳地域では寒冷な日が続くことがあります。冬の間は雨が多いので注意が必要です。
冬季はハイキングやアウトドア活動には適していないかもしれませんが、神社や参詣道の雰囲気を楽しむことはできます。

世界遺産の価値

 
Kumanonachitaisha
熊野那智大社

紀伊山地の霊場と参詣道は、歴史的で霊的な地域です。この地域には、三つの主要な霊場(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)と、これらを結ぶ参詣道(熊野古道)が含まれています。

1.概要

 ・登録基準(ii)(iii)(iv)(vi)が適用されている。
 ・2004年登録、2016年範囲拡大。
 ・年間3000mmの降水、豊かな雨と森が自然信仰の土壌を有する。
 ・神仏習合(※1)、浄土教、修験道(※2)の聖地とされた。
 ・日本で初めて文化的景観が認められた

 ※1:日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰(日本の仏教)が融合し一つの信仰体系として再構成された宗教現象
 ※2:日本の独自の信仰で、山岳信仰と仏教、神道などが習合したもの

2.歴史

・7世紀後半に山岳修行が盛んになる。
・816年空海が高野山に金剛峯寺を創建し、真言密教の修行場として定着する。
・9世紀に神仏習合の思想、熊野三山中心に建造物の建立が進む。
・道教の神仙思想と山岳信仰が融合し修験道となると吉野・大峯に修験者が集まる。
・11世紀に浄土教の流行、多くの寺社が建立される。
・14世紀の南北朝時代に吉野山に南朝拠点がおかれ、戦乱で社寺に被害を受けた
・1868年に神仏分離令、1872年に修験道廃止令が制定されると、仏教関連施設は破棄される。
・1897年に古社寺保存法が成立し、多くの文化財が守られた。


3.構成資産の概要

吉野・大峯金峰山を中心とする吉野、修験道の大峯、吉野山の麓の金峯山寺、山上ヶ岳頂上の大峰山寺の起源の寺院は役行者により7世紀に開山、他に吉野水分神社、吉水神社など
熊野三山熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社の総称、10世紀の神仏習合で熊野三所権現として信仰、他に青岸渡寺、補陀落山寺、那智大滝、那智原始林など
高野山

金剛峯寺中心の真言密教霊場、建造物は山頂平地「八葉の峰」、本堂と多宝塔を組み合わせた金剛峯寺伽藍配置は全国真言宗寺院のモデル、かつて女人禁制で麓の慈尊院、他に丹生都比売神社など

参詣道大峯奥駈道・熊野参詣道・高野参詣道の3つの参詣道

 

自治体等HP

 

NachiWaterFall
那智の滝;

まとめ

紀伊山地の霊場と参詣道への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の内容について、解説してきました。ポイントを以下にまとめます。

まとめ

 ・旅行にかかる費用は、2泊3日で10万円(繁忙期を除く)程度です。
 ・春と秋がベストシーズン
となる。
 ・年間3000mmの降水、豊かな雨と森が自然信仰の土壌を有する。
 ・神仏習合、浄土教、修験道の聖地とされた。
 ・日本で初めて文化的景観が認められた


旅行することで様々な経験が出来て、人生が豊かになることでしょう。思い立ったら、興味の沸く場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。

世界遺産に興味を持たれた方は、世界遺産検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
世界遺産検定公式HP

 

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