小笠原諸島への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の価値

2023年12月2日

 

小笠原諸島への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の価値

 

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小笠原諸島(上の地図の⑯)は美しい自然景観を備え、世界遺産(自然遺産)に登録されています。魅力的な小笠原諸島への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の内容について、解説いたします。旅行の計画に役立つことに役立ち、あなたの旅がより充実することを切に願っています。

 



小笠原諸島への行き方

ogasawara

小笠原諸島には空港がないため、船でしか行けない場所にあります。

1.父島
 5日から7日に1回出航する定期便の「おがさわら丸」が、東京の竹芝桟橋から出航しています。

 ・おがさわら丸  
  所要時間:24時間
  料金:片道22,570円〜
   ※運賃は月ごとの「燃料油価格変動調整金」により変動する場合があります。必ず乗船月の運賃表をご確認ください。

  往路:東京 11:00発 〜 父島 翌11:00着
  復路:父島 15:00発 〜 東京 翌15:00着

  おがさわら丸はそのまま父島に3泊停泊し、出発から5日目の15時00分に父島を出港、翌15時00分に東京の竹芝桟橋に到着します。
  したがって定期船を利用した小笠原への旅行は、基本的に5泊6日の期間が必要です。

詳細は小笠原海運のHPをご確認ください。

2.母島
 父島~母島間は「ははじま丸」が運航しています。通常、おがさわら丸が到着した二見港から1時間後に出発します。母島への乗船券は、父島の「ははじま丸船客待合所」で購入が可能で、予約不可ですべて当日販売となっています。(現金のみ)
なお、母島から父島への乗船券は、母島の船客待合所で購入できます。(現金のみ)

 ・ははじま丸 父島 〜 母島
  所要時間:2時間
  料金:片道4,230円〜※(大人)
   ※運賃は月ごとの「燃料油価格変動調整金」により変動する場合があります。必ず乗船月の運賃表をご覧ください。

詳細は伊豆諸島開発のHPをご確認ください。

旅行にかかる費用

Dolphin


旅行に行く時期にもよりますが、繁忙期(GW、夏休み、冬休み等)を外した安い時期の1人旅で11万円~13万円程度かかります。(最低日数の5泊6日基準)

 乗船料金:往復5万円程度(2等利用時)
 宿泊料金:1泊1万円×3泊=3万円(食事なし)
 食事代:1食1,000円×3食×6日=1.8万円
 アクティビティ:2万円~3万円
  ドルフィンスイム(0.8万円)、ナイトツアー(0.4万円)、島内周遊(0.4万円)
 合計:11.8万円~12.8万円

旅行手配や旅行の情報は、以下のページをご参照ください。


リンク集


 


観光に必要な日数


船の出航に左右されるため、5泊6日が一般的です。国内ツアーはHISホームページクラブツーリズムを参照ください。
また、現地のアクティビティは、アクティビティジャパンアソビュー!を参照ください。


ベストシーズン


一年を通して温暖な地域ですので、どの時期に行っても良いでしょう。
狙い目は10月~12月の年末年始を除いた時期が、来島者が少なく夏ほど気温や日差しが強くないため、おすすめです。


世界遺産の価値


HumpbackWhale

小笠原諸島は、東京の南東方向に約1,000キロメートル離れています。小笠原諸島は、独自の生態系を持ち、固有種が多く生息しています。2011年に世界自然遺産に登録されています。小笠原諸島が、世界遺産に登録された理由として、固有種の多様性、海洋生態系の豊かさ、地質学的価値などが挙げられています。

1.概要
 ・登録基準(ix)が適用されている。
 ・長期間隔絶した環境での進化や適応拡散、極めて高い固有種率(陸産貝類、維管束植物)を示している。(※適応拡散とは、起源をを同一にする生物群が、異なる環境に適応し、生物的または形態的に分化すること)
 ・化石種と現生種との比較から進化系列や種の多様性の歴史的変遷を追える。
 ・本土から1,000km離れ、大陸と一度も陸続きになったことがない海洋島である。
 ・聟島(むこじま)列島、父島列島、母島列島の3列島の小笠原諸島、南北の硫黄島、西之島等を含む30余りの島々の陸域(※父島母島の集落均衡、硫黄島、沖ノ鳥島、南鳥島は登録範囲外)が登録されている。
 ・父島属島の南島周辺の一部海域(総面積79.39㎢)が登録されている。
 ・バッファーゾーンの代わりに東京湾まで続く「世界遺産管理エリア」を設定している。
 ・プレートの沈み込みで形成される「海洋性島弧(かいようせいとうこ)」に分類される。
   ⇔ガラパゴス諸島、ハワイ火山国立公園は、「火山島」である。

2.歴史
 ・1593年安土桃山時代の武士である小笠原貞頼により発見された。
 ・1675年江戸幕府が調査、長らく無人だったが、1800年代に欧米捕鯨船が立ち寄るようになる。
 ・1876年国際的に日本の領土と認められる。
 ・小笠原諸島の英語名「ボニン・アイランズ(Bonin islands)」は日本語の無人島を語源としたとされる。

3.生態系


 (1)独自の進化を遂げた生態系
   ・ある特定の種が全く分布せず、逆に限られた種の比率が高い特徴がある。
   ・鳥類を除く、在来の爬虫類:オガサワラトカゲ、ミナミトリシマヤモリの2種のみである。
   ・両生類:皆無である。
   ・在来の哺乳類:オガサワラオオコウモリ1種のみである。
   ・固有種、固有亜種は多く、昆虫の約25%、陸産貝類の94%が固有種である。
   ・特に固有属のカタマイマイ属は種類が多く、同所的適応拡散や列島間における適応拡散を観察することができる。
   ・維管束植物の在来種441種のうち161種が固有種である。
   ・ブナ・カシ・シイなどは皆無である。

 (2)固有種と絶滅危惧種
   ・ザトウクジラ、マッコウクジラなど23種、全世界の海生のクジラ種の約3割に達する。
   ・ミナミバンドウイルカ、ハシナガイルカが見られる。
   ・鳥類195種のうち14種が絶滅・準絶滅危惧種に指定されている。
   ・陸鳥では固有種1種(メグロ)、固有亜種7種(オガサワラノスリ、オガサワラヒヨドリほか)が確認されている。
   ・固有種を守るため、「小笠原諸島世界自然遺産地域科学委員会」が中心となって管理計画を策定している。基本方針は大きく4つである。
     ①優れた自然環境の保全
     ②外来種による影響の排除・回避
     ③人の暮らしと自然の調和
     ④順応的な保全・管理計画の実施

   ・外来種問題:ノヤギ・ノブタは根絶、グリーンアノールの駆除課題がある。


ogasaara

まとめ


小笠原諸島への行き方・費用・観光に必要な日数・ベストシーズン・世界遺産の内容について、解説してきました。ポイントを以下にまとめます。


まとめ


 ・小笠原諸島には空港がないため、船でしか行けない場所にある。
 ・定期船を利用した小笠原への旅行は、基本的に5泊6日の期間が必要
 ・旅行にかかる費用は、5泊6日で11万円~13万円(繁忙期を除く)程度がかかる。
 ・小笠原諸島は、独自の生態系を持ち、固有種が多く生息しています。




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