世界一周を「すべてマイル」で賄おうとすると、2026年現在は燃油サーチャージと空港諸税だけで20万〜30万円ほど請求されるケースが珍しくありません。
最もお得なのは、「燃油代が高い区間をマイルで回避し、安い区間を自腹(LCC等)で繋ぐ」というハイブリッド戦略です。具体的にどこにマイルを投入すべきか、損得のボーダーラインを整理しました。
マイルを使うべき「お得区間」
以下の条件に当てはまる区間は、自腹で買うよりもマイル(特典航空券)を使う価値が非常に高いです。
燃油サーチャージが「無料」の航空会社
ANAマイルを使って提携航空会社を予約する場合、以下の航空会社を選べば燃油代がゼロ(または極安)になります。
- シンガポール航空 (SQ): アジア〜ヨーロッパ、アジア〜オセアニアなど。
- ユナイテッド航空 (UA): 日本〜アメリカ、アメリカ国内、大西洋路線。
- ニュージーランド航空 (NZ): オセアニア路線。
- スカンジナビア航空 (SK): ヨーロッパ域内・長距離。
- エア・カナダ (AC): 北米路線。
欧米間の「大西洋横断」
ニューヨーク〜ロンドンなどの路線は、有償だと片道運賃が割高に設定されがちですが、マイルなら距離に応じた定額で飛べます。特にユナイテッド航空を使えば燃油代もかかりません。
普段は手が出ない「ビジネスクラス」
1マイルの価値を最大化するならビジネス一択です。有償では100万円超えの路線も、マイルなら数万円の諸税だけで済みます。
自腹(有償)で買うべき「損な区間」
以下のケースでマイルを使うのは「もったいない」と言えます。
日本発着の「ANA便・JAL便」
2026年2月より燃油サーチャージが値上げ(Zone H適用)されています。
- 例: 日本〜欧米往復で約7万円〜10万円の燃油代がかかります。マイルを使ってもこの現金出しが発生するため、格安航空券の総額と大差なくなることがあります。
圧倒的なLCC激戦区
以下の区間は、マイルを使うよりも数千円〜3万円程度でチケットを買う方が圧倒的に安上がりです。
- 日本 〜 韓国・台湾・タイ・ベトナム(ZIPAIR, AirAsia, Peachなど)
- ヨーロッパ域内(Ryanair, easyJetなど:数千円で移動可能)
- アメリカ国内線(サウスウエスト航空など)
燃油代が高額な提携社
- ルフトハンザ航空 / スイスインターナショナル: ANAマイルで取れますが、燃油代がANA便並みに高額です。
2026年版・最強の使い分け表
| カテゴリ | マイルを使う(特典) | 自腹で買う(有償) |
| 長距離・大陸間 | ◎ 使うべき (UA, SQ等を選択) | △ 高額すぎる |
| 短距離・域内 | × もったいない | ◎ 使うべき (LCCや鉄道) |
| 燃油代が高い時期 | ○ 燃油無料の提携社に使う | × 避けるべき |
| 座席クラス | ◎ ビジネスクラス | ○ エコノミー |

2026年の「お宝」ルート例
例えば、以下のように組み合わせるのが2026年の正解です。
- 日本 → シンガポール: 有償(LCC)で安く飛ぶ。
- シンガポール → ロンドン: ANAマイル(シンガポール航空)で飛ぶ。→ 燃油代¥0
- ヨーロッパ内: 有償(LCC)で数千円で移動。
- パリ → ニューヨーク: ANAマイル(ユナイテッド航空)で飛ぶ。→ 燃油代¥0
- アメリカ国内: 有償(格安チケット)で移動。
- ロサンゼルス → 日本: ZIPAIR(有償)で安く帰る。
【2026年版】区間別:マイル vs 有償(現金)コスト比較表
※マイル数は「提携航空会社特典航空券(往復/オープンジョー想定)」、有償はLCCや格安運賃の目安です。
| 移動区間 | マイル利用(往復目安) | マイル時の諸費用(燃油・税金) | 有償チケット(現金)の目安 | お得度判定 |
| 日本 ⇔ 東南アジア | 38,000〜 | 約3.5万円〜 | 約4万円〜 (LCC) | △ 有償がお得 |
| 日本 ⇔ 欧米 (ANA便) | 55,000〜 | 約7.5万円〜 | 約18万円〜 | ○ マイル価値あり |
| アジア ⇔ 欧州 (SQ便) | 60,000〜 | 約1万円〜 | 約15万円〜 | ◎ 爆益(燃油¥0) |
| 北米 ⇔ 欧州 (UA便) | 55,000〜 | 約1万円〜 | 約12万円〜 | ◎ 爆益(燃油¥0) |
| 欧州域内 (Lufthansa等) | 15,000〜 | 約1.5万円〜 | 約1万円〜 (LCC) | × 自腹が正解 |
2026年の注目ポイント:
燃油サーチャージ高騰により、日本発着のANA便でマイルを使っても、追加で7〜10万円の現金が必要です。一方、シンガポール航空(SQ)やユナイテッド航空(UA)を間に挟むと、燃油代がほぼ0円になるため、実質的な支出を最小化できます。
2026年式「新・世界一周」総額シミュレーション
かつての世界一周特典(20万マイル前後)の代わりに、**「メインの大陸間移動だけをマイルで抜き出す」**プランの試算です。
プラン例:アジア・欧州・北米を巡る3週間
- 日本 → バンコク(有償:AirAsia)… 2.5万円
- バンコク → ロンドン(マイル:シンガポール航空)… 3.5万マイル+諸税1.2万円
- ロンドン → NY(マイル:ユナイテッド航空)… 2.5万マイル+諸税0.8万円
- NY → 日本(有償:ZIPAIR)… 6.5万円
- 合計使用マイル:約6万〜7万マイル
- 合計現金支出:約11万円
かつての手法との違い:
以前は「20万マイル+燃油15万円」ほどかかっていましたが、2026年式ではマイル数を3分の1に抑えつつ、現金出しも同等かそれ以下に抑えることが可能です。浮いたマイルは次回の旅行へ回せます。
2026年の「賢い予約」のボーダーライン
- マイルを使うべき時:
- シンガポール航空、ユナイテッド航空など「燃油代がかからない航空会社」に空席がある場合。
- 1区間が10時間を超える長距離路線。
- 自腹を切るべき時:
- LCC(ZIPAIR, AirAsia, Ryanairなど)が就航している区間。
- ANA/JAL便しか選択肢がなく、燃油サーチャージが片道4万円を超える場合。
-
世界一周航空券
【2026年最新】世界一周マイルの貯め方完全ガイド|最短1年で20万マイル貯める陸マイラーの極意
-
世界一周航空券


【2026年最新】マイルvs自腹の損得勘定!世界一周を10万円浮かせる『ハイブリッド予約』の極意」
-
世界一周航空券


【2026年最新】ANA世界一周特典廃止後の最適解!マイルで世界を回る新・裏技
-
世界一周航空券


ワンワールド世界一周航空券の逆回りルート完全ガイド|東回りのメリット・デメリットと具体的なプラン例
-
世界一周航空券


【定年退職後の夫婦必見】世界一周クルーズ3社徹底比較!費用・特徴・選び方完全ガイド
-
世界一周航空券


世界遺産マニアが選ぶ!世界一周ルートで組み込むべき絶景遺産15選
-
基礎知識


世界一周航空券は「誰でも買える」?購入資格と年齢制限を徹底解説
-
基礎知識


世界一周航空券で「行けない場所」はある?路線網の限界と注意点
-
基礎知識


世界一周航空券の「賢い乗り継ぎ方」:ストップオーバーとトランジットの違いを徹底解説
-
基礎知識


世界一周航空券の「有効期限1年」を最大限活かす旅の計画術
-
基礎知識


世界一周航空券は「結局お得?」個別手配との費用シミュレーションで徹底比較
-
基礎知識


世界一周航空券で「マイル」はどうなる?積算ルールと特典活用ガイド
-
世界一周航空券


スターアライアンスで夢の世界一周!シミュレーションで最高の旅を計画しよう
-
世界一周航空券


スターアライアンス世界一周ファーストクラス5大モデルコース完全ガイド
-
世界一周航空券


スターアライアンスの世界一周航空券で夢を実現!分割プランで自由自在の旅へ
-
世界一周航空券


スターアライアンスビジネスクラス世界一周の魅力と料金完全ガイド!夢の旅を実現する方法
-
基礎知識


航空会社上級会員の魅力とその攻略法!JALとANA徹底解説
-
世界一周航空券


スターアライアンスの夢の世界一周旅行!憧れの旅をお得に実現するモデルコース
-
世界一周航空券


ワンワールド世界一周モデルコース満載!夢の旅をカタチにする完全ガイド
-
世界一周航空券


ワンワールド世界一周航空券のルート2020(幻の計画)
-
基礎知識


世界一周航空券とは(ワンワールド、スターアライアンス、スカイチーム)
-
基礎知識


世界一周航空券の選び方:航空アライアンスを徹底比較!
-
世界一周航空券


ワンワールド世界一周航空券のルート2019年版
よくある質問


ハイブリッド予約(マイルと自腹の組み合わせ)は、手間がかかりませんか?
確かに、一度の決済で終わる「世界一周航空券」に比べると、各航空会社のサイトで個別に予約する手間は増えます。しかし、2026年現在は燃油サーチャージが非常に高額です。数時間の予約作業で「現金出しを10万円以上抑えられる」と考えれば、時給換算で非常にコスパの良い作業と言えます。また、区間ごとに予約が分かれているため、旅の途中でルートを一部変更するなどの柔軟性が高いのも大きなメリットです。
マイルを使う区間で、燃油代が本当にかからない航空会社はどこですか?
2026年現在、ANAマイルを使って予約する際、以下の航空会社(スターアライアンス提携社)を狙えば燃油代はかかりません。
- シンガポール航空 (SQ):アジア〜欧州・オセアニアの長距離に最適
- ユナイテッド航空 (UA):日本〜米国、米国内、大西洋横断に最強
- エア・カナダ (AC):北米・南米路線に強い
- スカンジナビア航空 (SK):北欧・欧州域内に便利 これらの航空会社を「大陸間移動」のメインに据えるのが、10万円浮かせる最大の秘訣です。
自腹(有償)で買うべきチケットは、いつ頃予約するのがベストですか?
LCC(ZIPAIRやAirAsiaなど)の場合は、出発の4〜6ヶ月前が最も安くなる傾向にあります。 一方、マイル(特典航空券)の枠は非常に埋まりやすいため、まず「マイルを使う区間」を355日前(予約開始日)に確保し、その日程に合わせてLCCのチケットを買い足していくのが、失敗しないハイブリッド予約の順序です。
1マイルの価値は、具体的にいくら以上なら「お得」と言えますか?
一般的な目安として、「1マイル=2円」を超えていればマイルを使う価値があります。
- 損な例: 3万マイル+燃油3万円を使って、有償5万円のチケットを取る(1マイル=約0.6円)
- 得な例: 6万マイル+諸税1万円を使って、有償20万円のビジネス区間を取る(1マイル=約3.1円) 本記事の比較表を参考に、1マイル2円を下回るような短距離やLCC激戦区は、迷わず「自腹(現金)」を選択しましょう。
英語のサイトでLCCを予約するのが不安です。
最近の主要LCC(ZIPAIR, AirAsia, Ryanair等)は日本語対応が進んでいますが、不安な場合はGoogle Chromeの翻訳機能を活用するか、Trip.comなどの大手予約サイトを通すのも一つの手です。ただし、予約サイトを通すと手数料が上乗せされるため、記事内の「10万円浮かす」目標のためには、公式サイトでの直接予約に挑戦することをおすすめします。
海外ツアー
2.航空券
早割はこちら!<エアトリ>
3.ホテル
【Trip.com】旅行をもっとお得に!
4.アクティビティ
現地と直接つながる【Hello Activity】
5.通信機器
海外旅行者向けeSIMなら VOYAGEESIM
6.スーツケース

