韓国の宗廟への行き方と魅力を徹底解説!世界遺産の価値と費用も紹介
はじめに
韓国には様々な世界遺産がありますが、中でも宗廟(上の地図の③)は朝鮮王朝の王と王妃が祭られている霊廟であり、その歴史的意義と美しさで多くの観光客を引きつけています。このブログでは、宗廟への行き方、費用、そしてその世界遺産としての価値についてご紹介します。
宗廟への行き方
宗廟を訪れるには、いくつかの方法がありますが、より便利で簡単な行き方をご案内します。
公共交通機関を利用する
ソウル市内から宗廟へのアクセスは公共交通機関を利用することができ、特に地下鉄を使う方法が便利です。地下鉄1号線、3号線、5号線で鐘路3街(チョンノサムガ)駅まで行き、11番出口を出て徒歩約5分ほどで到着します。 出口を出て80m程直進すると宗廟市民公園があるので、目印にしていきましょう。 詳しい路線や乗換え情報については、ソウル市の交通情報を提供するウェブサイトやアプリを参照することがおすすめです。
観光ツアーに参加する
ソウル市内や近郊を巡る観光ツアーに参加すると、宗廟だけでなく、他の世界遺産も効率よく観光することができます。日本語ガイドが案内してくれるツアーも多く、ソウル市内からのトランスポートも含まれています。
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宗廟の観覧費用
宗廟を訪れる際の費用については、観光客にとって重要な情報の一つです。
宗廟観覧チケット
宗廟の観覧は有料であり、チケットは宗廟の正門近くにあるチケットボックスで購入することができます。料金は季節やイベントによって変更されることがあるため、事前に宗廟ホームページで最新情報を確認しましょう。
- <土日祝および毎月最終水曜日※自由観覧>
<2~5月、9~10月>9:00-18:00(チケット販売は9:00-17:00)
<6~8月>9:00-18:30(チケット販売は9:00-17:30)
<11~1月>9:00-17:00(チケット販売は9:00-16:30)
※入場券は観覧終了1時間前まで販売 - <月水木金-ガイド付き観覧>
日本語:9:40/11:40/13:40/15:40
※毎週土曜日を除き、解説者のガイド付き観覧のみ可能 - 毎週火曜日は休館日
区分 | 個人 | 統合観覧券 | ※団体割引なし |
---|---|---|---|
大人(19歲 ~ 64歲) | 1,000 ウォン | 10,000 ウォン | |
18歲以下及65歲以上 | 無料(年齡の確認できるものをご提示ください) | ||
文化のある日(毎月最終水曜日) | 無料 |
※ 統合観覧券で宗廟及び景福宮、昌德宮(後苑を含む)、昌慶宮、德寿宮の観覧ができます。(購入日より3ヶ月間有効)
観光ツアーの費用
宗廟を含むソウル市内近郊の世界遺産を巡るツアーに参加する場合、費用はツアーの内容によって異なります。上述したソウル市内近郊を巡るツアーは、約17,940円で、約8.5時間の所要時間があります。
宗廟の世界遺産としての価値
宗廟は、その歴史的、文化的価値から1995年に世界遺産に登録されました。
歴史的背景
宗廟は、朝鮮王朝の83人の王様と王妃様の位牌が祀られている歴史的建造物です。単なる霊廟以上に、王朝の歴史や文化、伝統を今に伝える重要な場所とされています。
建築的価値
宗廟の建築は、世界的にも珍しい木造建築物であり、その構造やデザインは韓国特有の美しさを持っています。特に「正殿」は世界最長の木造建築物として知られており、その壮観さは見る者を圧倒します。
世界遺産の登録基準は(iv)が適用されています。
正殿
幅150mで、外廊には柱が並び、同時代の単一木造建築物としては世界でも最大級の規模です。部屋は西側から安置された太祖・を李成桂はじめ、歴代の19人の王とその妃の位牌が置かれています。位牌が安置された部屋はどれも普段は閉められてていて、儀式が行われる時以外は閉鎖されています。
永寧殿
15世紀に第2代国王の定宗に建造された別館です。ここは当初置かれてた祖先4代の位牌と、正殿から移された王や王妃の位牌が置かれています。
宗廟大祭
15世紀から伝わるとされる祭礼儀礼です。毎年5月第1日曜日に李王家の末裔の人々によって、李氏朝鮮時代と同じように歴代王の功績を称える祭りです。この日だけ位牌が置かれた部屋の扉が開かれます。2009年にはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
宗廟の周辺施設
宗廟を訪れた際には、周辺にある他の世界遺産も併せて訪問することをおすすめします。統合観覧券で宗廟及び景福宮、昌德宮(後苑を含む)、昌慶宮、德寿宮の観覧ができますので、大変お得な観覧券です。
昌徳宮
宗廟の近くにある昌徳宮は、朝鮮王朝時代の宮殿であり、韓国の伝統建築の美しさを堪能することができます。美しい庭園もあり、四季折々の自然を楽しむことができます。
水原華城
ソウル市外に位置する水原華城は、壮大な城壁が今も残る歴史的遺産です。城壁沿いには散歩道が整備されており、歴史を感じながらの散策が楽しめます。
まとめ
宗廟は、韓国の歴史と伝統を深く知ることができる貴重な場所です。その世界遺産としての価値は計り知れず、訪れることで韓国の文化をより深く理解することができます。行き方や費用、周辺施設の存在も含め、宗廟が持つ魅力は多岐にわたります。このブログを通して、宗廟訪問の参考になれば幸いです。文化や歴史に興味のある方はもちろん、美しい建築物や世界遺産を愛するすべての人々にとって、宗廟は見逃せない観光地の一つでしょう。
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よくある質問
Q1: 宗廟への行き方はどうすればいいですか?
A1: 公共交通機関を利用することがおすすめです。特に地下鉄を使う方法が便利です。詳しい路線や乗換え情報は、ソウル市の交通情報を提供するウェブサイトやアプリを参照しましょう。
Q2: 宗廟の観覧費用はいくらですか?
A2: 宗廟の観覧は有料であり、チケットは宗廟の正門近くのチケットボックスで購入することができます。料金は季節やイベントによって変更されることがあるので、事前にウェブサイトで最新情報を確認することをおすすめします。
Q3: 宗廟を含む観光ツアーに参加する場合、費用はどれくらいですか?
A3: ソウル市内近郊を巡るツアーは約17,940円で、所要時間は約8.5時間です。ツアーの内容によって費用は異なりますので、詳細はツアーの主催者に問い合わせてください。
Q4: 宗廟はどのような価値を持っていますか?
A4: 宗廟は1995年に世界遺産に登録されたほど、歴史的で文化的な価値があります。朝鮮王朝の歴史や文化を伝える場所であり、木造建築物としても世界的に珍しい美しさを持っています。また、宗廟周辺には他の世界遺産もあり、韓国の歴史や伝統を深く知ることができます。