中国最初の統一帝国を築いた始皇帝の墓所と、兵馬俑坑の基礎データを整理した大辞典エントリーです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 秦の始皇帝陵と兵馬俑坑(英語名: Mausoleum of the First Qin Emperor) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・陝西省臨潼県(西安の北東約35km) |
| 登録年 | 1987年 |
| 登録基準 | (i)(iii)(iv)(vi) |
| 種別 | 文化遺産 |
| 面積 | 56.25平方km(UNESCOの説明による資産範囲) |
約200の陪葬坑と600以上の遺構をもつ巨大陵墓
秦始皇帝陵は、驪山の北麓、西安の北東約35kmにあります。紀元前246年に造営が始まり、墳丘は現在も高さ51.3mが残ります。実物大の兵馬俑をおさめる約200の陪葬坑をはじめ、墓・建築遺構など600か所以上が範囲内に含まれます。司馬遷によれば、全国から集められた工人が皇帝が没する紀元前210年まで、地下に一つの都市をつくるように築いたとされます。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
この遺産は次の4つの基準で評価されています。
- 基準(i):兵馬俑と青銅製の車馬の技術的・芸術的水準が、漢代以前の中国彫刻の傑作であること。
- 基準(iii):戦国時代と秦帝国の軍事組織を示す、比類のない証拠であること。
- 基準(iv):都・咸陽の都市計画を映す独特の配置をもち、中国最大の保存状態の良い遺跡であること。
- 基準(vi):紀元前221年の中央集権国家による初の中国統一という出来事と結びついていること。
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よくある質問

兵馬俑坑と秦始皇帝陵は別々の世界遺産ですか?
いいえ。兵馬俑坑は始皇帝陵の陪葬坑で、1987年に「秦の始皇帝陵」として1件で登録されています。


