更新世の原人化石が見つかった周口店の遺跡の基礎データを整理した大辞典エントリーです。人類の進化を示す遺跡で、登録基準が(iii)(vi)のみである点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 周口店の北京原人遺跡(英語名: Peking Man Site at Zhoukoudian) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・北京市房山区(北京の南西約42km) |
| 登録年 | 1987年 |
| 登録基準 | (iii)(vi) |
| 種別 | 文化遺産 |
23か所の地点から出土した、500万年〜1万年前の人類の痕跡
周口店は、華北平原と燕山山脈の境に位置し、石灰岩の洞窟と豊かな水に恵まれ、初期人類の生存に適した環境でした。これまでに23か所の地点から、約500万年前から1万年前までの人類化石・文化遺物・動物化石が発見されています。中期更新世(70万〜20万年前)のホモ・エレクトス・ペキネンシス(北京原人)のほか、旧人類や新人類の化石も見つかり、10万点を超える石器や、火の使用の証拠(炉跡・灰・焼けた骨)も確認されています。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
この遺産は次の2つの基準で評価されています。
- 基準(iii):中期更新世から旧石器時代にかけてのアジア大陸の人類集団を証言し、進化の過程を示すこと。
- 基準(vi):1920〜30年代の発見と研究が、それまでの人類史の年代観を覆して世界的な関心を集めたこと。
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よくある質問

周口店の遺跡は文化遺産と自然遺産のどちらですか?
文化遺産です。登録基準は(iii)(vi)で、1987年に登録されました。


