世界遺産検定の試験では、近年の世界遺産委員会で新たに登録されたばかりの最新の遺産や、時事的なユネスコの動向からも鋭い問題が出題されます。特に1級の高得点者を目指す上では、直近の動向を網羅しているかどうかが合否を分ける鍵となります。最新のトレンドや新規登録遺産の名称・特徴・登録背景を完璧に押さえるための厳選模擬問題20問をご用意しました。本番前の最終チェックにぜひ活用してください!
管理人本文を読む前に、まずは自分の実力を試してみたい方や、アウトプット中心に学びたい方は、当サイトオリジナルの模擬試験にぜひ挑戦してみてください!




第1部:近年の世界遺産委員会における主要な新規登録遺産
第46回(2024年)および第47回(2025年)の世界遺産委員会を中心に、直近で登録された注目すべき文化・自然遺産の詳細を問います。
第1問:2024年に登録された日本の最新文化遺産
2024年7月に開催された第46回世界遺産委員会で、日本国内から新たに世界文化遺産への登録が決定した、新潟県の鉱山遺跡はどれか。
- 1.石見銀山遺跡とその文化的景観
- 2.佐渡島の金山
- 3.明治日本の産業革命遺産
- 4.越後高田の鉱山遺跡群
正解!
不正解...
正解は2.佐渡島の金山です。
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第2問:2025年登録・ドイツの世界遺産
2025年7月に開催された第47回世界遺産委員会で新たに登録された、ノイシュヴァンシュタイン城やリンダーホーフ城などを含むドイツの遺産群の正式名称はどれか。
- 1.バイエルン王ルートヴィヒ2世の宮殿群:ノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城、シャッヘン、ヘレンキームゼー城
- 2.ロマン主義建築の最高峰:ドイツ南部ロイヤル・パレス群
- 3.19世紀バイエルンの夢幻的城塞群と離宮
- 4.ルードヴィヒ2世とバイエルンの王立景観資産
正解!
不正解...
正解は1.バイエルン王ルートヴィヒ2世の宮殿群:ノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城、シャッヘン、ヘレンキームゼー城です。
長年多くの観光客を魅了しながらも世界遺産になっていなかった「ノイシュヴァンシュタイン城」を含むルートヴィヒ2世の代表的な宮殿・離宮群が、2025年の第47回委員会でついに世界遺産リストに登録されました。
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第3問:2024年登録・中国の世界遺産
2024年の第46回世界遺産委員会で中国から新たに登録された、元・明・清の諸王朝から現代に至るまで北京市の中心を南北に貫く歴史的建造物群や都市空間の名称は何か。
- 1.北京故宮と頤和園の文化的景観
- 2.北京中軸線:中国の理想的な首都都市秩序の表現
- 3.長安城跡と大明宮の歴史地区
- 4.中国古代帝都の軸線建造物群
正解!
不正解...
正解は2.北京中軸線:中国の理想的な首都都市秩序の表現です。
故宮博物院(紫禁城)や天安門、天壇などを結ぶ全長約7.8キロメートルに及ぶ壮大な都市軸(中軸線)が、中国の伝統的な都市計画思想の優れた例として2024年に登録されました。
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第4問:2025年登録・カンボジアの世界遺産
2025年に世界文化遺産に登録された、クメール・ルージュ(ポル・ポト政権)時代の人権侵害や大量虐殺の歴史を伝え、平和と反省を促すための記念施設群(トゥール・スレン虐殺博物館など)の名称はどれか。
- 1.プノンペンの負の歴史的建造物群
- 2.カンボジアの記憶の場:弾圧の中心から平和と反省の地へ
- 3.アンコール期以降の平和構築記念地
- 4.キリング・フィールズ歴史保全地区
正解!
不正解...
正解は2.カンボジアの記憶の場:弾圧の中心から平和と反省の地へです。
20世紀の深刻な人権侵害の歴史を後世に伝える「負の遺産」として、監獄S21跡や処刑場跡などの施設が含まれる重要な文化遺産が2025年に登録されました。
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第5問:2024年登録・ルーマニアのローマ帝国国境関連
2024年に登録された、ローマ帝国の最盛期におけるダキア地方(現在のルーマニア周辺)との境界線を構成する軍事要塞や防衛施設の総称はどれか。
- 1.ローマ帝国の国境-ダキアのリーメス
- 2.カルパチア山脈のローマ要塞群
- 3.ドナウ川流域の防衛線
- 4.トランスシルヴァニアの要塞教会群
正解!
不正解...
正解は1.ローマ帝国の国境-ダキアのリーメスです。
既存の「ローマ帝国の国境(イギリスのハドリアヌスの長城やドイツのリーメスなど)」の拡大登録として、ルーマニア国内に残る広範囲な国境防衛施設群が世界遺産に加わりました。
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第2部:時事的な動向・危機遺産の指定と解除のトレンド
世界遺産条約の運用における近年のトピック、危機遺産への指定・解除、およびルール変更に関する問題です。
第6問:2023年登録・ウクライナの世界遺産
ウクライナの黒海沿岸の港湾都市であり、軍事侵攻の最中に「危機にさらされている世界遺産(危機遺産)」として迅速に登録された歴史地区はどこか。
- 1.キーウの聖ソフィア大聖堂
- 2.リヴィウ歴史中心地区
- 3.オデッサ歴史地区
- 4.チェルニヒフの古代遺跡
正解!
不正解...
正解は3.オデッサ歴史地区です。
19世紀に多民族都市として発展した美しいオデッサの歴史地区は、紛争による破壊の危機から守るため、緊急的な手続きを経て世界遺産リストと危機遺産リストに同時登録されました。
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第7問:2025年の第47回世界遺産委員会における「危機遺産リストからの解除」事例
2025年の第47回世界遺産委員会において、保護管理計画の実施や環境・密猟の改善が評価され、危機遺産リストから「解除」されたマダガスカルの自然遺産はどれか。
- 1.アツィナナナの雨林群
- 2.セレンゲティ国立公園
- 3.ガラパゴス諸島
- 4.ロス・カティオス国立公園
正解!
不正解...
正解は1.アツィナナナの雨林群です。
違法伐採や密猟によって危機遺産リストに入れられていたマダガスカルの「アツィナナナの雨林群」は、国際社会の協力による保護改善が実を結び、2025年に無事に危機遺産リストから解除されました。
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第8問:世界遺産リストからの登録抹消(Delisting)の過去の事例
これまでにユネスコの世界遺産リストから「登録抹消(Delisting)」された事例として、歴史上最初の抹消(2007年)となったオマンの自然保護区はどれか。
- 1.オマンのアラビアオリックスの保護区
- 2.ドイツのドレスデン・エルベ渓谷
- 3.イギリスの海商都市リヴァプール
- 4.ゲオルギ的自然保護区
正解!
不正解...
正解は1.オマンのアラビアオリックスの保護区です。
保護区の縮小や密猟・生息環境の悪化により顕著な普遍的価値(OUV)が失われたため、2007年に世界遺産委員会として史上初めて登録抹消が決定されました(のちにドレスデンやリヴァプールも抹消されています)。
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第9問:イギリス・リヴァプールの登録抹消理由
2025年に世界文化遺産に登録された、クメール・ルージュ(ポル・ポト政権)時代の人権侵害や大量虐殺の歴史を伝え、平和と反省を促すための記念施設群(トゥール・スレン虐殺博物館など)の名称はどれか。[quiz question="1.激しい内戦によって歴史的港湾施設の大部分が完全に破壊されたため。,2.ドック地区周辺における大規模な再開発計画(ウォーターフロントの近代高層ビル建設など)により、歴史的景観の価値(OUV)が著しく損なわれたため。,3.市長による世界遺産条約からの脱退表明に伴い、自動的に失効したため。,4.地球温暖化による海面上昇で都市全体が水没の危機に瀕したため。" answer="2.ドック地区周辺における大規模な再開発計画(ウォーターフロントの近代高層ビル建設など)により、歴史的景観の価値(OUV)が著しく損なわれたため。" commentary="過度な近代開発が世界遺産の価値を損なう典型例として、リヴァプールは登録抹消となりました。" style="school"]2021年に世界遺産リストから登録抹消されたイギリスの「リヴァプール-海商都市」の主な抹消理由はどれか。
- 1.プノンペンの負の歴史的建造物群
- 2.カンボジアの記憶の場:弾圧の中心から平和と反省の地へ
- 3.アンコール期以降の平和構築記念地
- 4.キリング・フィールズ歴史保全地区
正解!
不正解...
正解は2.カンボジアの記憶の場:弾圧の中心から平和と反省の地へです。
20世紀の深刻な人権侵害の歴史を後世に伝える「負の遺産」として、監獄S21跡や処刑場跡などの施設が含まれる重要な文化遺産が2025年に登録されました。
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第10問:危機遺産リスト(List of World Heritage in Danger)への追加・解除のトレンド
世界遺産の保全状態が改善され、危機遺産リストから「解除」された過去の代表例として正しいものはどれか。
- 1.ベリーズのバリア・リフ保護区(2018年解除)
- 2.シリアのパルミラ遺跡(現在も危機遺産)
- 3.イエメンのシバム旧城壁都市(現在も危機遺産)
- 4.アフガニスタンのバーミヤン渓谷の文化的景観(現在も危機遺産)
正解!
不正解...
正解は1.ベリーズのバリア・リフ保護区(2018年解除)です。
石油採掘の禁止や沿岸環境の厳重な保護対策が評価され、2018年に危機遺産リストから除外(解除)された成功事例として1級で頻出します。
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第3部:近年の登録動向・概念(文化的景観とトランス・バウンダリー)
世界遺産の定義の拡大や、現代のユネスコが重視する登録手法に関する問題です。
第11問:近年の世界遺産委員会における「文化的景観」の重視
近年の世界遺産登録において、純粋な建造物や自然そのものだけでなく、人間と自然の相互作用によって長年形成されてきた「文化的景観(Cultural Landscape)」の登録が増加している背景として最も適切なものはどれか。
- 1.ヨーロッパ以外の地域(特にアジアやアフリカ)の多様な歴史的営みや持続可能な環境利用を公平に評価するため。
- 2.自然遺産の基準(vii)〜(x)をすべて廃止し、すべての遺産を文化遺産に統合するため。
- 3.観光客の入場料収入を増やすために、テーマパーク的な景観を新しく作り出すため。
- 4.建築물을一切修理せずに放置した「廃墟」だけを対象とする新しい条約ができたため。
正解!
不正解...
正解は1.ヨーロッパ以外の地域(特にアジアやアフリカ)の多様な歴史的営みや持続可能な環境利用を公平に評価するため。です。
従来の西洋中心の記念碑的な文化財偏重から、人間と自然が共生してきたプロセスを評価する「文化的景観」の概念は、近年の世界遺産登録の大きなトレンドです。
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第12問:トランス・バウンダリー(国境を超える)遺産の増加傾向
近年の世界遺産登録において、「トランス・バウンダリー(国境を跨ぐ)遺産」や「シリアル・プロパティ(連続資産)」の登録が増えている主な目的はどれか。
- 1.国家間の紛争を解決するために、領土を共同管理させることが世界遺産条約の絶対的義務であるため。
- 2.国境で分断された自然の生態系や広範囲に広がる一連の歴史的ネットワークを、国際協力のもとで一体的に保護・評価するため。
- 3.ユネスコへの申請手数料を各国で折半して大幅に安く抑えるため。
- 4.単一の国では登録基準を満たせない小さな遺跡を数合わせで集めるため。
正解!
不正解...
正解は2.国境で分断された自然の生態系や広範囲に広がる一連の歴史的ネットワークを、国際協力のもとで一体的に保護・評価するため。です。
シルクロードやローマ帝国の国境、ヨーロッパの温泉保養地群など、国境を越えて共通の価値を持つ資産をネットワークとして登録する手法が近年の主流です。
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第13問:世界遺産委員会における「事前評価(Upstream Process)」の導入
近年の世界遺産登録プロセスにおいて、本格的な審査の前に専門機関が現地調査や助言を行い、推薦書の質の向上や登録可能性を高めるために導入された仕組みを何というか。
- 1.アップストリーム・プロセス(事前評価プロセス)
- 2.エマージェンシー・ファストトラック
- 3.暫定事前スクリーニング
- 4.ユネスコ・ダイレクト審査
正解!
不正解...
正解は1.アップストリーム・プロセス(事前評価プロセス)です。
途上国や未登録国が有利になるよう、また質の高い推薦書が提出されるよう、委員会が早い段階でアドバイスを行う「アップストリーム・プロセス」が近年の制度運用の重要な変更点です。
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第14問:気候変動と世界遺産の保全(近年の最重要課題)
近年の世界遺産委員会において、全世界の自然遺産や文化遺産に対する最大級の脅威の一つとして深刻に議論されている要因はどれか。
- 1.人口増加による過剰な農業開墾のみ
- 2.地球温暖化・気候変動による氷河の融解、サンゴの白化、海面上昇、森林火災の頻発
- 3.各国間の宇宙開発競争による人工衛星の落下
- 4.海洋深層水の温度低下による深海魚の生態系異変
正解!
不正解...
正解は2.地球温暖化・気候変動による氷河の融解、サンゴの白化、海面上昇、森林火災の頻発です。
グレート・バリア・リーフのサンゴ白化や各国の氷河の消失など、気候変動(Climate Change)が世界遺産の存続に与える影響と対策は、近年の委員会における最大の議論のテーマとなっています。
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第15問:今後の世界遺産条約が目指す方向性(持続可能性とバランス)
世界遺産リストにおける「地域的な偏りの是正(Global Strategy)」や「持続可能な観光(Sustainable Tourism)の推進」など、近年のユネスコおよび世界遺産委員会が掲げている基本方針として正しいものはどれか。
- 1.ヨーロッパの登録件数をさらに倍増させ、それ以外の地域の新規登録を一切禁止すること。
- 2.過剰な観光(オーバーツーリズム)による遺産の破壊を防ぎ、地域社会と調和した持続可能な管理を重視すること。
- 3.すべての世界遺産を民間のテーマパーク運営会社に売却して一元管理させること。
- 4.文化遺産のみを優遇し、自然遺産の新規登録はすべて停止すること。
正解!
不正解...
正解は2.過剰な観光(オーバーツーリズム)による遺産の破壊を防ぎ、地域社会と調和した持続可能な管理を重視すること。です。
オーバーツーリズムへの対策や、開発と保護の持続可能なバランス(Sustainable Development)の維持は、現代の世界遺産運営における最も重要な柱となっています。
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第4部:日本国内の近年の動向と今後の候補地
日本の暫定リストや直近のトピックに関する予測問題です。
第16問:日本における世界遺産「候補地(暫定リスト)」の管理と今後の動向
日本国内において、将来的に世界遺産への正式登録を目指して文化庁や環境省が管理・更新している「暫定リスト(Tentative List)」に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1.一度暫定リストに記載された物件は、いかなる理由があっても変更や追加ができない。
- 2.暫定リストへの掲載は世界遺産登録のための必須条件であり、日本もいくつかの候補地を追加・見直ししながら登録を進めている。
- 3.暫定リストの選定権限は日本政府にはなく、ユネスコ事務局長が直接日本の地方自治体を指名する。
- 4.日本には現在、暫定リストに掲載されている候補地は一件も残っていない。
正解!
不正解...
正解は2.暫定リストへの掲載は世界遺産登録のための必須条件であり、日本もいくつかの候補地を追加・見直ししながら登録を進めている。です。
正式な登録申請を行うためには、あらかじめ国の暫定リストに掲載されていることが必須条件となります。直近でも「飛鳥・藤原の宮都」などの国内候補が動いています。
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第17問:2021年の自然遺産登録・「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の特長
2021年の第44回世界遺産委員会で登録された日本の自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の評価において最も重要な要素はどれか。
- 1.日本最古の氷河地形と広大なツンドラ生態系が維持されていること。
- 2.亜熱帯照葉樹林に覆われ、大陸から隔離された歴史的経緯からアマミノクロウサギやイリオモテヤマネコなどの固有種・絶滅危惧種が多数生息していること。
- 3.世界最大のサンゴ礁が陸上に露出している特異な地質学的現象。
- 4.活火山活動が現在も活発であり、地熱発電の先進地であること。
正解!
不正解...
正解は2.亜熱帯照葉樹林に覆われ、大陸から隔離された歴史的経緯からアマミノクロウサギやイリオモテヤマネコなどの固有種・絶滅危惧種が多数生息していること。です。
琉球弧の島々に残された固有の生態系と生物多様性(基準x)が極めて高く評価され、2021年に自然遺産として正式登録されました。
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第18問:世界遺産保有国数の世界的なトレンド
第47回世界遺産委員会(2025年)において、新たに世界遺産を保有する国(遺産保有国)となったアフリカの2カ国の組み合わせとして正しいものはどれか。
- 1.シエラレオネ共和国とギニアビサウ共和国
- 2.ルワンダ共和国とウガンダ共和国
- 3.カメルーン共和国とガボン共和国
- 4.ガーナ共和国とナイジェリア連邦共和国
正解!
不正解...
正解は1.シエラレオネ共和国とギニアビサウ共和国です。
未だ世界遺産を持っていなかった国々が新たにリストに遺産を登録し、世界遺産を保有する国・地域の数は170カ国に拡大しました。こうした地理的・国家的偏りの是正も重要な動向です。
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第19問:パナマの世界遺産登録にみる特異な統合プロセス
第47回世界遺産委員会(2025年)で登録されたパナマの『パナマの植民地時代の地峡横断ルート』において、これまでの新規登録と異なっていた特異な点はどれか。
- 1.世界で初めて宇宙空間にある人工物を世界遺産として登録した点。
- 2.新規登録の審査の中で、すでに登録されていた既存の遺産(パナマ・ビエホ考古遺跡とパナマの歴史地区)を「統合」するかたちでリストに反映された点。
- 3.一度登録された後に、数日ですべての登録が取り消された点。
- 4.世界遺産委員会ではなく、国連総会の直接投票で決定された点。
正解!
不正解...
正解は2.新規登録の審査の中で、すでに登録されていた既存の遺産(パナマ・ビエホ考古遺跡とパナマの歴史地区)を「統合」するかたちでリストに反映された点。です。
推薦された新規ルートが既にある登録地を包摂するかたちで一体化され、世界の総数カウントにも影響を与えた、近年の委員会における珍しい審議事例です。
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第20問:世界遺産条約の目的とグローバル・ストラテジーの基本理念
ユネスコが掲げる「グローバル・ストラテジー(世界遺産のバランスある発展)」の主な目的として正しいものはどれか。
- 1.すべての世界遺産をヨーロッパの建築物だけに限定すること。
- 2.世界遺産リストにおける地域的、文化的な偏り(特定の国や文明への集中)を是正し、人類の多様な文化・自然遺産をバランスよく保護すること。
- 3.世界遺産の維持費用をすべてユネスコの予算だけで賄うこと。
- 4.自然遺産の登録を完全に禁止し、すべての予算を文化財の修復だけに充てること。
正解!
不正解...
正解は2.世界遺産リストにおける地域的、文化的な偏り(特定の国や文明への集中)を是正し、人類の多様な文化・自然遺産をバランスよく保護すること。です。
ヨーロッパなどに偏りがちだった登録状況を是正し、世界全体のあらゆる地域の価値ある遺産を公平に保護していくための「グローバル・ストラテジー」の理念は、1級の概論試験で極めて重要です。
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まとめ
世界遺産検定1級で高得点・上位合格を狙うためには、過去の定番問題だけでなく、直近の委員会で登録された新規遺産や、危機遺産の動向、そして気候変動やオーバーツーリズムといったユネスコの時事的なテーマを網羅しておくことが不可欠です。本記事で取り上げた20問の演習を通じて最新トレンドのアンテナを張り巡らせ、本番の時事問題・新規登録遺産の出題を確実に得点源に変えましょう!



本文を読む前に、まずは自分の実力を試してみたい方や、アウトプット中心に学びたい方は、当サイトオリジナルの模擬試験にぜひ挑戦してみてください!




よくある質問


近年の新規登録遺産は、何年前の委員会までチェックしておくべきですか?
最低でも直近の2〜3回分(例えば現在であれば2024年・第46回、2025年・第47回、およびその前後の主要な登録地)の名称・国名・登録理由を正確に把握しておく必要があります。特に日本国内の最新登録地(佐渡島の金山など)やウクライナなどの時事的な危機遺産は最重要マークです。
危機遺産の指定や登録抹消に関するニュースはどこで確認できますか?
ユネスコ(UNESCO)世界遺産センターの公式サイトや、世界遺産委員会の開催時に発表されるプレスリリース・公式決議文が一次情報となりますが、公式テキストの改訂や直近の検定対策問題集・ニュース解説記事をこまめにチェックするのが最も効率的です。







第46回世界遺産委員会において、江戸時代を中心とする手工業的な最高水準の金生産技術の変遷や労働・生産システムの歴史的景観が評価され、日本の新規文化遺産として正式に登録されました。