亜熱帯の森林と九曲渓の渓谷美、朱子学の発祥地でもある武夷山の基礎データを整理した大辞典エントリーです。複合遺産である点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 武夷山(英語名: Mount Wuyi) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・福建省武夷山市 |
| 登録年 | 1999年 |
| 登録基準 | (iii)(vi)(vii)(x) |
| 種別 | 複合遺産 |
自然美と朱子学の発祥地、その両面で評価された複合遺産
武夷山は、中国の亜熱帯林と華南の熱帯雨林の多様性を含むほぼ手つかずの森林として最大・最も代表的な例で、多くの古い遺存植物や固有種の避難所です。九曲渓の峡谷は優れた景観を示し、12世紀以上にわたり保護されてきた文化的な景観でもあります。また、新儒教(朱子学)の発祥の地として、東アジア・東南アジアの思想に影響を与えました。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
武夷山は文化基準(iii)(vi)と自然基準(vii)(x)により、複合遺産として登録されています。
- 基準(iii):12世紀以上保護されてきた美しい景観に、紀元前1世紀に築かれた漢城や、11世紀の新儒教(朱子学)の誕生に関わる寺院・学問所などの遺跡があること。
- 基準(vi):新儒教(朱子学)発祥の地として、東アジア・東南アジアの思想に長く影響したこと。
- 基準(vii):九曲渓の下流部の断崖や単独の岩塔など、景観としての際立った美しさ。
- 基準(x):中国の亜熱帯林と華南の熱帯雨林の多様性を含む、ほぼ手つかずの森林として世界有数の例であること。
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よくある質問

武夷山は自然遺産ですか?
自然と文化の両面で評価された複合遺産で、1999年に登録されました。登録基準は(iii)(vi)(vii)(x)です。


