ウズベキスタンの世界遺産一覧【2026年最新版】です。ウズベキスタンには、シルクロードのオアシス都市ヒヴァ・ブハラ・サマルカンドから、2026年登録のタシュケントのモダニズム建築まで、8件の世界遺産があります。この記事では、世界遺産の数・登録年・登録基準を地図と表でまとめ、それぞれの遺産の概要を紹介します。ほかの国の登録数は世界遺産登録数ランキングで、個々の遺産や関連する用語は世界遺産の大辞典でも調べられます。

| No. | 登録名 | 登録年 | 所在地 | 登録基準 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヒヴァのイチャン・カラ | 1990年 | ホラズム州ヒヴァ | (3), (4), (5) | |
| 2 | ブハラの歴史地区 | 1993年(2016年範囲変更) | ブハラ州 | (2), (4), (6) | |
| 3 | シャフリサブズの歴史地区 | 2000年 | カシュカダリヤ州シャフリサブズ | (3), (4) | |
| 4 | 文化交差路サマルカンド | 2001年 | サマルカンド州 | (1), (2), (4) | |
| 5 | 西天山 | 2016年 | ウズベキスタン東部(カザフスタン・キルギスと共同) | (10) | 自然遺産 |
| 6 | シルク・ロード:ザラフシャン・カラクム回廊 | 2023年 | ウズベキスタン国内多数(タジキスタン・トルクメニスタンと共同) | (2), (3), (5) | |
| 7 | トゥランの寒冬砂漠群 | 2023年 | ウズベキスタン国内複数(カザフスタン・トルクメニスタンと共同) | (9), (10) | 自然遺産 |
| 8 | タシュケントのモダニズム建築:中央アジアにおける近代性と伝統 | 2026年 | タシュケント市内10か所 | (4) |
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表のNo.は、上の地図のピンの番号と同じです(登録年の古い順)。ここからは、地域ごとに見ていきましょう。複数の国にまたがる遺産は、最後にまとめて紹介します。
ヒヴァ地方(ホラズム州)
ウズベキスタン西部、アムダリヤ川下流域の地域です。シルクロードのオアシス都市があります。
ヒヴァのイチャン・カラ(No.1)
高さ10mの煉瓦の城壁に囲まれた、ヒヴァ・オアシスの内城です。ペルシアへ向かう隊商が砂漠を越える前の最後の宿場町として栄え、51の歴史的建造物と250の住居が残ります。中央アジアのイスラム建築がまとまって保存された、調和の取れた街並みが評価されています。
ブハラ地方
2,000年以上の歴史を持つ、中央アジア屈指のオアシス都市です。
ブハラの歴史地区(No.2)
シルクロード沿いに2,000年以上の歴史を刻む、中央アジア屈指のイスラム都市です。10世紀建造のイスマーイール・サーマーニー廟や、11世紀建造のカラーン・ミナレットなど、8〜17世紀の都市構造と建築様式が良好な状態で保存されています。
サマルカンド・シャフリサブズ地方
シルクロードの要衝として栄えた、ウズベキスタン中南部の地域です。
シャフリサブズの歴史地区(No.3)
ティムール帝国の創始者アミール・ティムールの生誕地として、14〜15世紀に最盛期を迎えた都市です。白大理石のティムール廟や、巨大な城門の基壇のみが残るアク・サライ宮殿など、ティムール朝建築の精髄を伝える記念建造物群があります。2016年から危機遺産リストに登録中です。
文化交差路サマルカンド(No.4)
紀元前7世紀創建のアフラシアブ遺跡から、14〜15世紀ティムール朝時代の中世都市、19〜20世紀のロシア統治期の市街まで、2,500年以上の歴史が重なる古都です。レギスタン広場やビービー・ハーヌム・モスクなど、世界の文化の交差点としての価値が評価されています。
タシュケント
ウズベキスタンの首都です。
タシュケントのモダニズム建築:中央アジアにおける近代性と伝統(No.8)
1966年のタシュケント大地震からの復興期、1960年代から1990年代初頭にかけて建てられた、博物館・展示施設・集合住宅・文化施設など10件のモダニズム建築群です。耐震性を備えた工業化建築と、地域の気候・文化への適応を示す、ソ連後期建築の到達点として、2026年に登録されたウズベキスタン最新の世界遺産です。
複数の国にまたがる遺産
ここでは、ほかの国々と共同で登録された遺産を紹介します。
西天山(No.5)
中央アジアを東西に貫く、世界有数の規模を誇る西天山山脈です。標高700mから4,503mにおよぶ多様な地形に、リンゴ・アンズなど栽培果樹の野生原種が自生する世界的な起源地として評価されており、ユキヒョウなど絶滅危惧種の生息地でもあります。
シルク・ロード:ザラフシャン・カラクム回廊(No.6)
ザラフシャン川沿いからカラクム砂漠を抜けメルブ・オアシスまで、全長866kmにおよぶシルクロードの幹線路の遺構です。隊商宿・物見塔・モスクなど34の構成資産からなり、紀元前2世紀から16世紀にかけての東西交易の拠点として、ソグド商人らの繁栄を今に伝えています。
トゥランの寒冬砂漠群(No.7)
カスピ海からトゥラン高地にかけて、東西1,500km以上に広がる中央アジアの寒冬砂漠群です。厳しい寒暖差の環境に適応した多様な砂漠生態系が評価され、ユキヒョウやサイガなど絶滅危惧種の生息地としても重要な役割を果たしています。
まとめ
ウズベキスタンにある世界遺産一覧【2026年最新版】をご紹介しました。シルクロードのオアシス都市ヒヴァ・ブハラ・サマルカンド・シャフリサブズから、中央アジアの砂漠・山岳地帯の自然遺産、2026年登録のモダニズム建築まで、ウズベキスタンの世界遺産は多彩です。
気になる世界遺産はあったでしょうか。思い立ったら、興味の湧く場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。国別の登録数は世界遺産登録数ランキングでもご覧いただけます。
世界遺産に興味を持たれた方は、世界遺産検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
世界遺産検定公式HP
よくある質問

ウズベキスタンの世界遺産はいくつありますか?
2026年10月時点で8件です。自然遺産2件(西天山、トゥランの寒冬砂漠群)、ほかは文化遺産です。
ウズベキスタンで最も早く登録された世界遺産は?
1990年に登録された、ヒヴァのイチャン・カラです。
最近登録された世界遺産はありますか?
2026年に、タシュケントのモダニズム建築が登録されました。ウズベキスタンで最も新しい世界遺産です。
危機遺産リストに登録されている遺産はありますか?
あります。シャフリサブズの歴史地区が2016年から危機遺産リストに登録されています(地下水位の上昇による遺構への影響が理由)。
ほかの国と共同で登録されている遺産はありますか?
3件あります。カザフスタン・キルギスと共同の西天山、タジキスタン・トルクメニスタンと共同のシルクロード回廊、カザフスタン・トルクメニスタンと共同のトゥランの寒冬砂漠群です。






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