フィリピンの世界遺産一覧【2026年最新版】です。フィリピンには、ダイバーが憧れる海洋保護区トゥバタハ岩礁から、少数民族イフガオ族が2000年にわたって築いたコルディリェーラの棚田群まで、6件の世界遺産があります。この記事では、世界遺産の数・登録年・登録基準を地図と表でまとめます。すべての遺産にkaz-travelの個別の完全ガイド記事があるため、各遺産の概要とあわせてリンクを紹介します。ほかの国の登録数は世界遺産登録数ランキングで、個々の遺産や関連する用語は世界遺産の大辞典でも調べられます。

| No. | 登録名 | 登録年 | 所在地 | 登録基準 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | トゥバッタハ岩礁自然公園 | 1993年登録・2009年範囲変更 | パラワン州カガヤンシロ自治体 | (7), (9), (10) | 自然遺産 |
| 2 | フィリピンのバロック様式の教会群 | 1993年登録・2013年軽微な境界変更 | ルソン島(マニラ・サンタマリア・パオアイ)とビサヤ諸島(ミアガオ)の4教会 | (2), (4) | |
| 3 | フィリピンのコルディリェーラの棚田群 | 1995年登録 | イフガオ州(ルソン島コルディリェーラ地方) | (3), (4), (5) | |
| 4 | ビガンの歴史地区 | 1999年登録 | イロコス・スル州 | (2), (4) | |
| 5 | プエルト・プリンセサ地下河川国立公園 | 1999年登録 | パラワン州 | (7), (10) | 自然遺産 |
| 6 | ハミギタン山岳地域野生動物保護区 | 2014年登録 | ミンダナオ島ダバオ・オリエンタル州 | (10) | 自然遺産 |
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表のNo.は、上の地図のピンの番号と同じです(登録年の古い順)。ここからは、地域ごとに見ていきましょう。各遺産の見出しから、行き方・費用・観光方法まで詳しく解説した個別記事にリンクしています。
ルソン島北部・マニラ首都圏
フィリピンの政治・経済の中心であり、スペイン統治時代の歴史が今も息づく地域です。
フィリピンのバロック様式の教会群(No.2)
16〜18世紀のスペイン統治時代に建てられた4つのカトリック教会からなる連続資産です。マニラ(イントラムロス)のサン・アグスティン教会、サンタ・マリア教会、パオアイ教会、ミアガオ教会が登録され、ヨーロッパのバロック様式を中国・フィリピンの職人が現地の材料で再解釈した独自の建築様式が評価されています。詳しくはフィリピンのバロック様式教会群 完全ガイドで解説しています。
ビガンの歴史地区(No.4)
16世紀に築かれた、アジアで最も保存状態の良いスペイン統治時代の計画都市です。中国・ヨーロッパ・フィリピンの文化が融合した街並みが残り、碁盤状の街路に面したプラサ・サルセド、プラサ・ブルゴス、聖パウロ大聖堂などが見どころです。詳しくはビガン歴史都市 完全ガイドで解説しています。
コルディリェーラ山地(ルソン島北部)
ルソン島北部に広がる山岳地帯で、少数民族イフガオ族の伝統が今も息づいています。
フィリピンのコルディリェーラの棚田群(No.3)
ルソン島北部の山岳地帯に、少数民族イフガオ族が2000年にわたって築いてきた棚田群です。ナガカダン・フンドゥアン・マヨヤオ・バンアアン・バタッドの5つのクラスターが登録され、山の斜面に沿った石積みの棚田と、森から水を引く灌漑システムが人と自然が調和した景観として評価されています。詳しい行き方・観光方法はフィリピン・コルディリェーラの棚田群 完全ガイドで解説しています。
パラワン州
フィリピン西部に浮かぶ島で、手つかずの自然が残ることから「最後の秘境」とも呼ばれます。
トゥバッタハ岩礁自然公園(No.1)
スールー海の中央に浮かぶ、北環礁・南環礁とジェシー・ビーズリー礁からなる海洋保護区です。360種以上のサンゴと700種近い魚類が生息し、ジンベエザメ・マンタ・複数種のサメが高い密度で見られるフィリピン屈指のダイビングスポットとして知られています。詳しい行き方・ツアーはトゥバタハ岩礁自然公園 完全ガイドで解説しています。
プエルト・プリンセサ地下河川国立公園(No.5)
全長8.2kmの地底河川が、そのまま海に流れ込むという世界的にも珍しい自然現象を持つ国立公園です。河川下流は潮の影響を受ける汽水域となっており、鍾乳洞の奇岩が続く川をボートで下るクルーズが人気です。山から海までの生態系がひとつながりに保護されている点も評価されています。詳しくはプエルト・プリンセサ地底河川国立公園 完全ガイドで解説しています。
ミンダナオ島
フィリピン南部最大の島で、独自の生態系を持つ山岳地帯が広がります。
ハミギタン山岳地域野生動物保護区(No.6)
ミンダナオ島プハダ半島を南北に走る山脈で、標高75m〜1,637mにわたって341種のフィリピン固有種を含む生物が生息します。絶滅危惧種のフィリピンワシ・フィリピンオウムの生息地であり、山頂付近には矮小化した「盆栽のような」森が広がります。詳しくはハミギタン山域野生生物保護区 完全ガイドで解説しています。
まとめ
フィリピンにある世界遺産一覧【2026年最新版】をご紹介しました。スールー海の珊瑚礁から、スペイン統治時代の教会群・歴史都市、イフガオ族が築いた棚田、ミンダナオ島の山岳生態系まで、フィリピンの世界遺産は多彩です。
各遺産の詳しい行き方・費用・観光方法は、見出しからリンクしている個別記事をご覧ください。国別の登録数は世界遺産登録数ランキングでもご覧いただけます。
世界遺産に興味を持たれた方は、世界遺産検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
世界遺産検定公式HP
よくある質問

フィリピンの世界遺産はいくつありますか?
2026年10月時点で6件です。自然遺産3件(トゥバタハ岩礁自然公園・プエルト・プリンセサ地底河川国立公園・ハミギタン山域野生生物保護区)、文化遺産3件(フィリピンのバロック様式教会群・フィリピン・コルディリェーラの棚田群・ビガン歴史都市)です。
すべての遺産に個別記事があるのは本当ですか?
本当です。この記事で紹介する6件すべてに、行き方・費用・観光方法を詳しく解説したkaz-travelの個別記事があります。各遺産の見出しからリンクしています。
危機遺産リストに登録されている遺産はありますか?
ありません(2026年10月時点)。
フィリピンで最も早く登録された世界遺産は?
1993年に登録された、トゥバタハ岩礁自然公園とフィリピンのバロック様式教会群の2件です。
最近登録された世界遺産はありますか?
2014年に、ミンダナオ島のハミギタン山域野生生物保護区が登録されました。2026年10月時点で、これが最も新しい登録です。






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