北京の郊外にある清朝の皇室庭園「頤和園」の基礎データを整理した大辞典エントリーです。天壇と同じ1998年に登録された点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 頤和園(英語名: Summer Palace, an Imperial Garden in Beijing) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・北京市(中心部の北西約10km) |
| 登録年 | 1998年 |
| 登録基準 | (i)(ii)(iii) |
| 種別 | 文化遺産 |
清漪園として築かれ、再建された皇室庭園
頤和園は、乾隆帝が1750〜1764年に「清漪園」として整備した庭園で、元代の貯水池だった昆明湖と万寿山を骨格に、政治・居住・信仰・娯楽の機能を湖と山の景観の中に組み合わせています。第2次アヘン戦争(1850年代)で破壊されたのち、光緒帝が再建しました。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
この遺産は次の3つの基準で評価されています。
- 基準(i):人の営みと自然を調和させた、中国の造園芸術の傑出した表現であること。
- 基準(ii):中国の造園の思想と実践を代表し、東アジア全域の造園に影響を与えたこと。
- 基準(iii):皇室庭園が、世界の主要文明のひとつを表す力強い象徴であること。
関連リンク
よくある質問

頤和園と天壇は同じ世界遺産ですか?
いいえ、別々の世界遺産です。どちらも北京にあり、1998年に登録されました。頤和園は皇室庭園、天壇は皇帝が天を祭った祭壇です。


