世界遺産検定1級を目指す学習者に向けて、日本初の世界文化遺産「姫路城」の基礎データを整理した 大辞典エントリーです。木造建築の最高到達点として評価される本遺産の、登録基準と識別ポイントを 押さえておきましょう。
基礎データ
| UNESCO登録名 | 姫路城 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県姫路市 |
| 登録年 | 1993年12月(日本初の世界文化遺産) |
| 登録基準 | (i)(iv) |
| 資産面積 | 107ha(緩衝地帯143ha) |
ロワール渓谷の城群(フランス)との違いに注意
姫路城は検定1級で頻出の「城郭遺産の比較」の代表例です。姫路城は登録基準(i)(iv)、 主要素材は木材で、目的は防御機能(軍事的拠点)にあります。一方、 ロワール渓谷の城群は登録基準(i)(ii)(iv)、主要素材は石材で、目的は権力の誇示 (宮殿的性質)にあります。「戦いのための木造建築」である姫路城と、「芸術のための石造宮殿」 であるロワール渓谷の城群、という性格の違いで整理すると混同を防げます。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
姫路城は次の2つの基準で評価されています。
- 基準(i):木造建築の傑作であり、日本の城郭建築の洗練された到達点。
- 基準(iv):日本の封建時代の城郭建築の典型を、保存状態よく今に伝える貴重な遺構。
各基準の詳しい根拠(連立式天守の構成、池田輝政による近世城郭の完成など)は、 試験対策記事で詳しく解説しています。
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よくある質問

姫路城はいつ、どのような位置づけで世界遺産に登録されましたか?
1993年に、日本で初めての世界文化遺産として登録されました。
姫路城とロワール渓谷の城群(フランス)は何が違いますか?
姫路城は木造建築で防御機能を重視した城郭であるのに対し、ロワール渓谷の城群は石造で 権力の誇示を目的とした宮殿的性質を持つ点が異なります。登録基準も姫路城が(i)(iv)、 ロワール渓谷の城群が(i)(ii)(iv)と異なります。


