厦門(アモイ)の目の前に浮かぶ小島「鼓浪嶼(コロンス島)」の基礎データを整理した大辞典エントリーです。1903年に各国共同の「共同租界」になった歴史と、「アモイ・デコ様式」発祥の地という点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 鼓浪嶼(コロンス島)(英語名: Kulangsu, a Historic International Settlement) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・福建省厦門(アモイ)市(厦門島の南西、海峡を隔てた小島) |
| 登録年 | 2017年 |
| 登録基準 | (ii)(iv) |
| 種別 | 文化遺産 |
| 面積 | 約1.87km²(資産範囲は島全体と周囲の海域、316.2ha) |
| 歴史的建造物 | 931棟 |
共同租界が生んだ、中国と西洋建築が混ざり合う街並み
鼓浪嶼は、1843年の厦門開港を機に外国人・華僑が住むようになり、1903年に各国共同の「共同租界」となりました。島には地元・海外のさまざまな建築様式による931棟の歴史的建造物が残り、近代的な居住地の姿を伝えています。英語名「Kulangsu」は普通話の読み「Gulangyu」とは異なる古くからの表記です。2017年に登録基準(ii)(iv)で世界遺産となりました。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
鼓浪嶼は次の2つの基準で評価されています。
- 基準(ii):中国・東南アジア・ヨーロッパの建築的価値が交流し、近代的な国際居住地の発展に影響を与えたこと。
- 基準(iv):中国の伝統とアモイ・デコ様式を含む多様な建築様式が融合した、歴史的な国際居住地の傑出した例であること。
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よくある質問

鼓浪嶼と厦門は同じ世界遺産ですか?
いいえ。鼓浪嶼は厦門島の対岸にある別の小島で、2017年に単独で世界遺産に登録されました。厦門市街そのものは世界遺産ではありません。


