スリランカの世界遺産一覧【2026年最新版】です。スリランカには、古代シンハラ王朝の都アヌラーダプラから、岩山の要塞都市シーギリヤ、紅茶で知られる中央高地まで、8件の世界遺産があります。この記事では、世界遺産の数・登録年・登録基準を地図と表でまとめ、それぞれの遺産の概要を紹介します。ほかの国の登録数は世界遺産登録数ランキングで、個々の遺産や関連する用語は世界遺産の大辞典でも調べられます。

| No. | 登録名 | 登録年 | 所在地 | 登録基準 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 聖地アヌラーダプラ | 1982年 | 北中部州アヌラーダプラ県 | (2), (3), (6) | |
| 2 | ポロンナルワの古代都市 | 1982年 | 北中部州ポロンナルワ県 | (1), (3), (6) | |
| 3 | シーギリヤの古代都市 | 1982年 | 中央州マータレー県 | (2), (3), (4) | |
| 4 | シンハラジャ森林保護区 | 1988年 | サバラガムワ州・南部州 | (9), (10) | 自然遺産 |
| 5 | 聖地キャンディ | 1988年 | 中央州キャンディ | (4), (6) | |
| 6 | ゴールの旧市街とその要塞 | 1988年 | 南部州ゴール | (4) | |
| 7 | ランギリ・ダンブッラの石窟寺院 | 1991年 | 中央州マータレー県ダンブッラ | (1), (6) | |
| 8 | スリランカ中央高地 | 2010年 | 中央高地(ピーク・ウィルダネス保護区・ホートンプレーンズ国立公園・ナックルズ山脈保護林) | (9), (10) | 自然遺産 |
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表のNo.は、上の地図のピンの番号と同じです(登録年の古い順)。ここからは、地域ごとに見ていきましょう。
北中部州(古代都市群)
スリランカ中北部に広がる、古代シンハラ王朝の歴代の都があった地域です。
聖地アヌラーダプラ(No.1)
紀元前3世紀、仏教の聖樹「菩提樹」の分け木が植えられたことに始まる、シンハラ王朝最初の都です。993年の侵攻で放棄されるまで1,300年にわたり政治・宗教の中心地として栄え、長くジャングルに埋もれていた宮殿・僧院・仏塔群が今日では公開されています。
ポロンナルワの古代都市(No.2)
993年のアヌラーダプラ陥落後、スリランカ第2の都として栄えた古代都市です。南インドのチョーラ朝が建てたヒンドゥー教建築と、12世紀の王パラークラマバーフ1世が築いた壮大な庭園都市の遺構が共存し、スリランカ中世史の重要な一時代を伝えています。
中部高地(文化三角地帯)
スリランカ中央部、キャンディを中心とする高原地帯です。岩山の要塞都市や仏教聖地があります。
シーギリヤの古代都市(No.3)
父を殺して王位についたカッサパ1世が、高さ約180mの花崗岩の岩山「ライオンロック」の山頂に築いた王都の遺跡です。巨大なライオンの口を模した入口から続く階段と回廊を登ると、美しいフレスコ画「シーギリヤ・レディース」と山頂の宮殿跡が現れます。
聖地キャンディ(No.5)
2,500年以上続いたシンハラ王朝最後の都です。仏陀の歯を祀る「仏歯寺」があることで知られ、1815年の英国統治開始までシンハラ文化の中心地として栄えました。現在も仏歯寺への巡礼が絶えない、生きた仏教聖地です。
ランギリ・ダンブッラの石窟寺院(No.7)
紀元前3世紀以来、22世紀にわたり信仰を集めてきた石窟寺院群です。5つの石窟からなり、約2,100平方メートルの壁画と157体の仏像を擁する、スリランカ最大かつ最も保存状態の良い石窟寺院として、今も現役の巡礼地であり続けています。
スリランカ中央高地(No.8)
標高2,500mに達する、スリランカ中南部の山岳地帯です。ピーク・ウィルダネス保護区・ホートンプレーンズ国立公園・ナックルズ山脈保護林の3か所からなり、スリランカ固有の脊椎動物の半数以上が生息する、生物多様性の宝庫として評価されています。
南西部沿岸
スリランカ南西部、熱帯雨林とヨーロッパ植民地時代の港町が残る地域です。
シンハラジャ森林保護区(No.4)
スリランカ南西部に残る、国内最後のまとまった一次熱帯雨林です。樹木の60%以上が固有種で、鳥類の95%・哺乳類や蝶類の50%以上がスリランカ固有種という高い固有性を誇り、ヒョウやゾウなど絶滅危惧種の生息地としても評価されています。
ゴールの旧市街とその要塞(No.6)
16世紀にポルトガルが築き、18世紀にオランダ統治下で最盛期を迎えた要塞都市です。南アジアに現存する最良のヨーロッパ式要塞都市として、ヨーロッパの都市計画と南アジアの建築様式が融合した、独特の街並みが評価されています。
まとめ
スリランカにある世界遺産一覧【2026年最新版】をご紹介しました。古代シンハラ王朝の都から、岩山の要塞都市、仏歯寺のある聖地、ヨーロッパ植民地時代の要塞都市、熱帯雨林と高地の自然まで、スリランカの世界遺産は多彩です。
気になる世界遺産はあったでしょうか。思い立ったら、興味の湧く場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。国別の登録数は世界遺産登録数ランキングでもご覧いただけます。
世界遺産に興味を持たれた方は、世界遺産検定に挑戦してみてはいかがでしょうか。
世界遺産検定公式HP
よくある質問

スリランカの世界遺産はいくつありますか?
2026年10月時点で8件です。自然遺産2件(シンハラジャ森林保護区・スリランカ中央高地)、ほかは文化遺産です。
スリランカで最も早く登録された世界遺産は?
1982年に登録された、聖地アヌラーダプラ・ポロンナルワの古代都市・シーギリヤの古代都市の3件です。
最近登録された世界遺産はありますか?
2010年に、スリランカ中央高地が登録されました。2026年10月時点でスリランカ最も新しい世界遺産です。
シーギリヤ以外にも「古代都市」と名のつく遺産がありますか?
あります。聖地アヌラーダプラとポロンナルワの古代都市も、シンハラ王朝歴代の都として世界遺産に登録されています。
紅茶で有名な高原地帯は世界遺産ですか?
紅茶農園そのものは世界遺産に含まれていませんが、ヌワラエリヤなど紅茶の産地に近いスリランカ中央高地が、生物多様性を理由に自然遺産として登録されています。






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