世界遺産検定1級を目指す学習者に向けて、豪雪地帯の合掌造り集落として知られる 「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の基礎データを整理した大辞典エントリーです。 「白川郷」単体の名称で呼ばれがちですが、実際には3つの集落から成る点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 白川郷・五箇山の合掌造り集落(英語名: Historic Villages of Shirakawa-go and Gokayama) |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県大野郡白川村(白川郷)・富山県南砺市(五箇山) |
| 登録年 | 1995年(第19回世界遺産委員会) |
| 登録基準 | (iv)(v) |
| 資産面積 | 68ha(荻町45.4ha・相倉18ha・菅沼4.4ha) |
| 構成資産 | 3集落(白川郷:荻町、五箇山:相倉・菅沼) |
「白川郷」単体ではないことに注意
通称として「白川郷」の名前だけが広く知られていますが、世界遺産の登録対象は 岐阜県の荻町(白川郷)に加え、富山県の相倉・菅沼(合わせて五箇山)を含む3つの集落です。 県境をまたいで2県3集落が1つの資産として登録されている点は、検定でも問われやすい ポイントです。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
白川郷・五箇山の合掌造り集落は次の2つの基準で評価されています。
- 基準(iv):豪雪という厳しい自然環境に適応した、合掌造りという独自の建築様式・技術を示す顕著な例。
- 基準(v):養蚕業を支えた大家族制度と結の精神(相互扶助の慣習)による、伝統的な土地利用・集落形態を伝える、変化の影響を受けやすい傑出した例。
各基準の詳しい根拠(合掌造りの構造、豪雪への適応方法、結の仕組みなど)は、 試験対策記事で詳しく解説しています。
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よくある質問

五箇山とはどこを指しますか?
富山県南砺市にある相倉集落と菅沼集落を合わせた呼び方です。岐阜県の白川郷(荻町)と合わせて、2県3集落が1つの世界遺産として登録されています。
「結」とは何ですか?
茅葺き屋根の葺き替えなど、個人では対応できない大規模な作業を集落全体で助け合って行う、伝統的な相互扶助の慣習です。基準(v)が評価する社会的仕組みの一つです。


