世界遺産検定1級を目指す学習者に向けて、東アジア最大級のブナ原生林で知られる「白神山地」の 基礎データを整理した大辞典エントリーです。屋久島と並ぶ日本最初の世界自然遺産である点、 そして屋久島との評価軸の違いを押さえておきましょう。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 白神山地(英語名: Shirakami-Sanchi) |
|---|---|
| 所在地 | 青森県・秋田県 |
| 登録年 | 1993年(第17回世界遺産委員会、屋久島と同時に日本初の世界自然遺産) |
| 登録基準 | (ix)のみ |
| 資産面積 | 16,971ha |
屋久島との評価軸の違いに注意
同じ1993年登録・同じ基準(ix)を持つ屋久島と比較されがちですが、評価の中身は異なります。 白神山地は人為の影響をほとんど受けていない、東アジア最大級のブナ原生林という 「特定樹種による均質な原生林」が評価対象であるのに対し、屋久島は 標高差によって形成される「多様な植生の垂直分布」が評価対象です。ブナは氷河に 覆われなかった日本列島で独自の生物多様性を育んだ点も、あわせて押さえておきましょう。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
白神山地は次の基準で評価されています。
- 基準(ix):氷河の影響を受けなかった日本列島において、人為の影響をほとんど受けずに残った東アジア最大級のブナ原生林が育む、固有の生態系・生物多様性を示す顕著な例。
評価の詳しい根拠(ブナ林に依存する動植物相、核心地域と緩衝地帯の区分など)は、 試験対策記事で詳しく解説しています。
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よくある質問

白神山地は屋久島と同時に登録されたのですか?
はい。1993年12月、白神山地と屋久島は同時に日本で最初の世界自然遺産として登録されました。
白神山地と屋久島は何が違いますか?
白神山地はブナという特定樹種による均質な原生林の広がりが評価対象であるのに対し、屋久島は標高差による多様な植生の垂直分布が評価対象という違いがあります。


