紀元前5000年から紀元後9世紀までの長い期間に刻まれた岩刻画の基礎データを整理した大辞典エントリーです。2025年に登録された、韓国の世界遺産の中でも新しい資産である点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 盤亀川流域の岩刻画群(英語名: Petroglyphs along the Bangucheon Stream) |
|---|---|
| 所在地 | 大韓民国南東岸(蔚山を流れる盤亀川沿い) |
| 登録年 | 2025年 |
| 登録基準 | (i)(iii) |
| 構成 | 2つの岩面(大谷里の岩刻画・川前里の岩刻画) |
| 資産面積 | 43.69ha |
約3kmの流域に刻まれた、約6000年分の岩刻画
盤亀川流域の岩刻画群は、朝鮮半島南東岸を流れる盤亀川に沿った約3kmの範囲に、大谷里の岩刻画と川前里の岩刻画という2つの岩面を含みます。石や金属の道具で世代を重ねて刻まれた動物・人物・狩猟場面・同心円などが、新石器時代から青銅器時代、新羅の時代まで続きます。特に、水棲・陸棲の動物が種類を判別できるほど精密に描かれている点や、世界的にも珍しい捕鯨の様子を表した先史時代の図像が知られています。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
この遺産は次の2つの基準で評価されています。
- 基準(i):東アジアの沿岸の人々が、数千年にわたり高い芸術性で描いた多様な図像。とりわけ、世界的に珍しい捕鯨の場面が創造性を示すこと。
- 基準(iii):盤亀川の風景の中で約6000年間続いた岩刻の伝統を証拠づけ、半島沿岸の人々の文化的な変遷を伝えること。
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よくある質問

盤亀川流域の岩刻画群はいつ世界遺産になりましたか?
2025年に登録されました。登録基準は(i)(iii)です。


