中国・福建省の港町泉州の基礎データを整理した大辞典エントリーです。宋・元時代(10〜14世紀)に「ザイトン」と呼ばれた海の交易都市で、22の構成資産からなる点が識別のポイントです。
基礎データ
| UNESCO登録名 | 泉州:宋・元時代の中国における世界の中心地(英語名: Quanzhou: Emporium of the World in Song-Yuan China) |
|---|---|
| 所在地 | 中華人民共和国・福建省泉州市 |
| 登録年 | 2021年 |
| 登録基準 | (iv) |
| 種別 | 文化遺産 |
| 構成資産 | 22件 |
| 2018年の審議 | 情報照会(基準(ii)(iii)(vi)の可能性を指摘) |
22の構成資産がたどる「作る→運ぶ→売る」の交易の仕組み
泉州は、10〜14世紀のアジアの海上交易が栄えた時代に、泉州を世界規模の交易拠点に押し上げた地域一体の構造(制度・交通・生産・販売・社会文化)を示す遺産です。役所跡・寺院・橋・埠頭・窯跡など22の構成資産が、海沿いの埠頭から内陸の窯跡・製鉄遺跡まで広がっています。2018年の第42回世界遺産委員会では「Historic Monuments and Sites of Ancient Quanzhou (Zayton)」の名称で審議され情報照会となり、構成資産を見直した上で2021年に基準(iv)のみで登録されました。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
泉州は次の1つの基準のみで評価されています。
- 基準(iv):10〜14世紀のアジアの海上交易が栄えた段階で、泉州を世界規模の交易拠点に押し上げた制度・交通・生産・販売・社会文化の地域一体の構造を際立って示すこと。
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よくある質問

泉州は何という通称で呼ばれていましたか?
アラビア語や西洋の文献では「ザイトン(Zayton)」と呼ばれていました。検定表記は「泉州:宋・元時代の中国における世界の中心地」です。
2018年の審議と2021年の登録で、評価基準は同じですか?
いいえ。2018年の情報照会時は基準(ii)(iii)(vi)の可能性が指摘されていましたが、構成資産や説明を見直した結果、2021年の登録では基準(iv)のみとなりました。


