朝鮮王朝時代の性理学(朱子学)の教育機関「書院」の基礎データを整理した大辞典エントリーです。9つの書院で1件の世界遺産である点が識別のポイントです。
目次
基礎データ
| UNESCO登録名 | 韓国の書院(英語名: Seowon, Korean Neo-Confucian Academies) |
|---|---|
| 所在地 | 大韓民国中部・南部(9つの書院から成る連続資産) |
| 登録年 | 2019年 |
| 登録基準 | (iii) |
| 構成 | 9つの書院(紹修書院・南渓書院・玉山書院・陶山書院・畢巌書院・道東書院・屏山書院・武城書院・遯巌書院) |
| 資産面積 | 102.49ha |
9つの書院で1件の世界遺産
書院(ソウォン)は、朝鮮王朝時代(16世紀半ば〜17世紀半ば)に地方の知識人層「士林」が担った、性理学の教育機関です。世界遺産には、紹修書院・南渓書院・玉山書院・陶山書院・畢巌書院・道東書院・屏山書院・武城書院・遯巌書院の9つが登録されています。学び・崇敬・交流という書院の機能が建物の配置に表れ、山や水に近い景観の中に、楼閣風の建物が設けられている点が特徴です。
顕著な普遍的価値(OUV)・登録基準
韓国の書院は次の1つの基準で評価されています。
- 基準(iii):中国から伝わった性理学が、朝鮮の地域の実情に合わせて変容した過程を、機能・配置・建築の面から示す優れた証拠であること。
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よくある質問

書院は朝鮮時代の一般的な学校ですか?
いいえ。書院は、地方の知識人層「士林」が運営した性理学の教育機関で、先賢を祀る機能も併せ持ちます。世界遺産には、そのうち9つが登録されています。


