世界遺産検定1級 模擬問題50問（第3弾）

世界遺産条約において、文化遺産の定義に含まれる要素として誤っているものを選びなさい。

世界遺産の推薦書において、その遺産の保護と管理の枠組みを示すために必須とされる要素として、その遺産の法的、計画的、あるいは伝統的な保護措置のことを指す用語として正しいものを選びなさい。

世界遺産委員会が、その遺産をリストから抹消した自然遺産として、保護範囲の縮小が主な理由とされた遺産を選びなさい。

世界遺産に登録されるための基準のうち、「特定の文化的伝統、あるいは生きた、あるいは消滅した文明の、稀な、あるいは類を見ない証拠となるもの」と定義される登録基準として正しいものを選びなさい。

世界遺産の構成資産が広大であったり、地質学的な理由で国境を越える場合など、複数の構成要素をまとめて登録する際に適用される概念として、トランスバウンダリー・サイトと組み合わされて使用されることが多い用語を選びなさい。

文化遺産に関する技術的な支援や研修を専門的に提供する諮問機関として、その役割が重要視される組織の略称を選びなさい。/quiz]

問7. 世界遺産委員会

[quiz question="1．アップグレード,2．インスクリプション,3．逆転登録,4．緊急登録" answer="3．逆転登録" commentary="諮問機関の勧告（登録延期や不登録）を覆して登録を決定することを逆転登録（Inscription against the advice）と呼びます。" style="school"]世界遺産委員会で、登録の可否を決定する際に、諮問機関の勧告を覆して登録を承認することを指す用語として正しいものを選びなさい。。

世界遺産条約において、世界遺産が将来にわたって価値を保ち続けるために、その構成資産が持つべき十分な広さや要素の揃い方を指す用語を選びなさい。

「自然現象、または比類のない自然美と景観の重要性を持つ、最高の自然の事例を包含するもの」と定義される自然遺産の登録基準として正しいものを選びなさい。

世界遺産基金への最大の拠出国であり、世界遺産事業全体を経済的に支えている国として、条約に明記されている国を選びなさい。

「法隆寺地域の仏教建造物」が世界遺産として評価された価値として、特に重要視された点として正しいものを選びなさい。

「平泉－仏国土（浄土）を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」を構成する寺院として、毛越寺（もうつうじ）とともに、浄土思想に基づく庭園を持つ寺院を選びなさい。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の普遍的価値の中心となる時代として、最も重要視されている期間を選びなさい。

「紀伊山地の霊場と参詣道」の参詣道のうち、特に皇族や貴族が多く利用し、「熊野古道」として広く知られる参詣道を選びなさい。

「古都京都の文化財」の構成資産に含まれる寺院のうち、世界遺産に登録された際に鹿苑寺（金閣）と慈照寺（銀閣）とともに、特に日本の美意識を象徴する禅寺として評価された寺院を選びなさい。

「白神山地」が自然遺産として登録された主な理由として、特に評価された要素を選びなさい。

日本の世界遺産のうち、文化遺産に分類されているものを選びなさい。

明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産に含まれる施設のうち、八幡製鐵所に関連する施設を選びなさい。

「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のうち、富士山をご神体として信仰を集めてきた神社として、最も重要な位置を占める神社を選びなさい。

「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産の中で、玉陵（たまうどぅん）として知られる、歴代琉球国王の墓所を選びなさい。

スペインの世界遺産であり、イスラム教徒の支配下で築かれ、その後のレコンキスタ（国土回復運動）後も、イスラム様式とキリスト教様式が融合したムデハル様式の傑作として知られる宮殿を選びなさい。

イタリアの世界遺産であり、ナポリ湾岸に位置し、西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火によって埋没したことで知られる古代ローマの都市遺跡を選びなさい。

メキシコの世界遺産であり、マヤ文明の古典期において、特に高度な天文学の知識と精密な彫刻で知られ、グアテマラのティカルと並び称される都市遺跡を選びなさい。

中国の世界遺産であり、道教の聖地として知られ、中国最古の水利施設（都江堰）とともに、自然と調和した道教の発展を示す場所を選びなさい。

カンボジアの世界遺産であり、ヒンドゥー教の宇宙観を表現した巨大な寺院群で、特にクメール建築の傑作として知られる場所を選びなさい。

アフリカのセネガルに位置し、かつて奴隷貿易の中継地として利用され、悲劇の歴史を伝える「不帰の門」があることで知られる島を選びなさい。

次のうち、登録基準(IX)（生態系と生物学的プロセス）と基準(X)（生物多様性）の両方で登録されている自然遺産として正しいものを選びなさい。

オーストラリアの世界遺産であり、広大な熱帯雨林と海洋環境が共存し、先住民文化と自然が融合した複合遺産として知られる場所を選びなさい。

フランスの世界遺産であり、フランス革命後の産業化の時代における技術革新を象徴する、19世紀の鋳鉄製橋として有名な橋を選びなさい。

モロッコの世界遺産であり、18世紀にアブドゥッラー王によって建設された、ヨーロッパの影響を受けた都市計画が特徴の港湾都市を選びなさい。

トルコの世界遺産であり、巨大な石灰棚が広がる壮大な自然景観と、その上部に位置する古代都市ヒエラポリスの遺跡が複合された遺産を選びなさい。

イラクの世界遺産であり、メソポタミアの主要都市の一つで、紀元前3千年紀からティグリス川沿いに栄え、アッシリアの最初の首都であった都市遺跡を選びなさい。

ヨーロッパの産業遺産であり、19世紀に建設された、広大な運河と、水位差を克服するための舟運用リフトが特徴的なベルギーの遺産を選びなさい。

古代エジプトの世界遺産のうち、「末期王朝時代」以降に建設され、ギリシア・ローマの影響が見られる神殿群を含む遺産を選びなさい。

インドの世界遺産であり、ムガル帝国時代に建設され、王妃マムターズ・マハルの墓所として有名なタージ・マハルと同じく、赤砂岩で築かれた城塞都市を選びなさい。

次のうち、「負の遺産」として、奴隷貿易の出発地ではなく、ヨーロッパ側の終着点としての歴史を伝える遺産を選びなさい。

南米のペルーに位置し、インカ文明の主要な遺跡が広がるアンデス山脈と、太平洋沿岸を結ぶ道路網を構成していた遺産を選びなさい。

イタリアの世界遺産であり、中世ヨーロッパの巡礼路の拠点として栄え、特にロマネスク様式の傑作であるピサのドゥオーモ（洗礼堂、鐘楼（斜塔）、墓所）を含む場所を選びなさい。

イタリアの世界遺産であり、南イタリアのプーリア州に位置し、円錐形の屋根を持つ独特な白い家屋（トゥルッリ）が密集する集落を選びなさい。

中国の世界遺産であり、儒教の創始者である孔子を祀る孔廟と、その子孫が住んだ孔府、そして墓所である孔林をまとめて登録した遺産を選びなさい。

北アフリカのチュニジアにあり、ローマ帝国時代に栄え、特にその壮大な円形闘技場が、ローマのコロッセオに次ぐ規模を持つことで知られる都市遺跡を選びなさい。

ベトナムの世界遺産であり、チャンパ王国時代のヒンドゥー教の聖域で、レンガ造りの塔が特徴的な遺跡群を選びなさい。

次のうち、「文化的景観」として登録された世界遺産として、自然の力と人間の営みの調和を示す代表例である遺産を選びなさい。

ヨーロッパの産業遺産であり、19世紀末に建設され、スコットランドの鉄道技術の傑作とされ、現在も使用されている鉄道橋を選びなさい

アメリカ合衆国に位置し、先史時代（マヤ・アステカ文明以前）に築かれた、北米最大のマウンド（墳丘）を中心とする遺跡を選びなさい。

中米パナマにある、スペイン植民地時代に太平洋と大西洋を結ぶ重要な交易ルートの一部として築かれた要塞群を選びなさい。

アフリカのタンザニアに位置し、人類最古の化石が発見されたオルドヴァイ峡谷とともに、人類の進化を理解する上で重要な足跡化石が残る場所を選びなさい。

ロシアの世界遺産であり、ヨーロッパ最大の湿地帯の一つで、泥炭層が地球温暖化対策にも重要な役割を果たす自然遺産を選びなさい。

ヨーロッパの世界遺産であり、中世から近世にかけて、アルプスを越える交通の要衝として栄え、特にその歴史的な橋や石造りの街並みが評価されたスイスの町を選びなさい。

世界遺産に登録された遺産のうち、環境の悪化や違法な建設によって深刻な危機に瀕しているとして、危機遺産リストが検討された遺産を選びなさい。